自分好みの大好きな音楽を、思い出や思い込みを絡めて好き勝手に綴っていきます。80年代の洋楽が多くなりそうです。

HELLOWEEN

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HELLOWEEN / HELLOWEEN(1985・1986)

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今回ご紹介させていただくバンドのアルバムは、HELLOWEENのデビュー・ミニ・アルバム「HELLOWEEN」、1stフル・アルバム「WALLS OF JERICHO」、シングル「JUDAS」といった初期3作品が1枚にまとまった限定盤(1989)となります。※Tシャツとステッカーがおまけで付いていました!

1978年にKai HansenとPiet Sielckがドイツのハンブルクで結成したバンドGENTRYがHELLOWEENの前身となります。その後バンド名は色々と変わって、1984年にようやくHELLOWEENに落ち着き、NOISE RECORDとの契約を獲得して、記念すべきデビュー・ミニ・アルバム「HELLOWEEN(1985)」をリリースするのです。

HELLOWEEN

 "STARLIGHT"
  →https://youtu.be/mzegimPb-kA

私は当時、友人の勧めで本作を聴くことになるのですが、どうもKai Hansenのボーカルは苦手な声質で、第一印象としては今ひとつというのが正直なところでしたが、 "♪ ロンドンばっし渡ろう、渡ろう、渡ろう ♪" のメロディとともに、若さ溢れる粗削りなヘビーメタルをシャカリキに演奏する熱量は、何か胸に訴えてくるものがありました。その中でも "VICTIM OF FATE" はなっかなかの佳曲!お気に入りを集めたカセット・テープに編集してかなり聴き込んでいましたね。

 "VICTIM OF FATE"
  →https://youtu.be/Cz9CPg6jc64

そして間髪入れずに1stフル・アルバムの「WALLS OF JERICHO」がリリースされます。またもやと言いますか、今度は大仰な "♪ロンドンばっし渡ろう♪" から "WALLS OF JERICHO" ~ "RIDE THE SKY" の流れは、相変わらずのKai Hansen節ではありましたが、余りのカッコ良さに思わず鳥肌が立ってしまいました。

 "RIDE THE SKY"
  →https://youtu.be/kM5adh7Uktc

印象的なツイン・リード・ギターのメロディはもとより、Markus Grosskopfのメロディアスなベース・ラインは、私的にIRON MAIDENを聴く楽しみのひとつに匹敵するサウンドです。また今聴きますと、 "GUADIANS" や "METAL INVADERS" など全編を通して、既に "パワー・メタルの始祖" とも言われるHELLOWEENサウンドの源流を感じる事ができます。

さて、翌年の1986年には初のシングルであり、Kai Hansenがボーカルを務めた4人編成時代の最後の音源となった "JUDAS" がリリースされます。

 "JUDAS"
  →https://youtu.be/adeSX-Kok20

私はKai Hansenのボーカルが苦手だと前述しましたが、この曲だけはMichael KiskeでもAndi Derisでもなく、 Kai Hansenの鬼気迫るボーカルがベストマッチの楽曲だと思っています。

HELLOWEEN

とは言え、後に上記のシングル "Dr. STEIN" C/W曲で、私の好きな楽曲がMichael Kiskeのボーカルでリ・レコされるのですが...

 "VICTIM OF FATE"
  →https://youtu.be/7T_1TtTktqc

とても同じバンドとは思えない。カッコ良すぎる...アールくん汗

HELLOWEEN

世の人は、HELLOWEENと言ったら「守護神伝 -第一章/第二章- KEEPER OF THE SEVEN KEYS PART 1 & 2」を推す方が圧倒的に多く、かく言う私もその中のひとり。でも、この初期の3作品があったからこそ、その後の名盤が生まれた訳で、私はたまーに引っ張り出してきては、色々な思いを馳せながら本作を聴いております。

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さて、この新作はHELLOWEENのアルバムでは久々の快作です。タイトルもデビュー・ミニ・アルバムと同じ「HELLOWEEN」! 何かそれだけで、グッと来てしまいませんか? (*´∀`人 ♪

HELLOWEEN関連の作品は、また改めてご紹介できればと。

●Tracks

「HELLOWEEN」
01.STARLIGHT
02.MURDERER
03.WARRIOR
04.VICTIM OF FATE
05.CRY FOR FREEDOM

「WALLS OF JERICHO」
06.WALLS OF JERICHO
07.RIDE THE SKY
08.REPTILE
09.GUADIANS
10.PHANTOMS OF DEATH
11.METAL INVADERS
12.GORGAR
13.HEAVY METAL(IS THE LAW)
14.HOW MANY TEARS

「JUDAS」
15.JUDAS

EXTRA TRACK
16.DON'T RUN FOR COVER(Vo.Michael Kiske)

●Personnel

Kai Michael Hansen - Vocals、Guitars
Michael Ingo Joachim Weikath - Gutars
Markus Grosskopf - Bass
Ingo Schwichtenberg - Drums

Producer - HELLOWEEN 01.-05.15.、Harris Johns 06.-14.、Tommy Newton、Tommy Hansen 16.

COMMENTS

4Comments

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hosoken

こんばんは

懐かしいアルバムですね。
高校生の時に買ったアルバムだったけど、当時はあまりピンとこなくて大学生になってハマったアルバムです。

『JUDAS』は好きな曲です。
この曲のカイ・ハンセンのボーカルがいいですね。
この曲はカラオケで友達が歌っていた曲でみんなでサビを歌って盛り上がる曲です。


今回のハロウィンのアルバムもいいですね。
最近のハロウィンのアルバムの中で一番好きなアルバムです。

  • 2021/07/01 (Thu) 01:04
  • REPLY

グラハムボネ太郎

キニー! キニー!

ハロウィンのファーストアルバムといえば、西新宿のキニーを思い出す私(他にも思い出すアルバムはたくさんあるけど)
ミニアルバムはそうでもなかったけど、フルアルバムはのけぞりました。
ヘーービメトー、、、ホイ!

  • 2021/07/01 (Thu) 05:51
  • REPLY
管理人

管理人

hosokenさんへ

とりあえず、カイのアーーーーーって絶叫がお約束ですかね(笑)
でもJUDASのカラオケなんてあるのか...。
ああ、そういう遊びを早く出来る様になってほしいです。

  • 2021/07/01 (Thu) 07:18
  • REPLY
管理人

管理人

グラハムボネ太郎さんへ

勧めてきた友人もキニーあたりで見つけてきてましたね。私は1stフルはディスクユニオンだった記憶があります。
でもホントのけぞりました。ヘーービメトー!(両腕の人差し指を力強く上にあげる)

  • 2021/07/01 (Thu) 07:30
  • REPLY