FIREHOUSE
FIREHOUSE / FIREHOUSE(1990)
今回ご紹介させていただくバンドのアルバムは、FIREHOUSEのデビューアルバム「FIREHOUSE」となります。
「この女性は一体なんて事をしてるんだ!」と思わずツッコミたくなる輸入盤のジャケットが私的には好みでしたのでTOPに載せさせていただきましたが、1991年にリリースされた国内盤はこちらです。
HR/HM、メロディック・ロック同好の方々には今更ながらの歴史的名盤となる訳ですが、もうかれこれ30年前の作品になります。
1988年、東海岸でのライブ活動で鍛え上げてきたWHITE HEATとMAXX WARRIORなる二つのバンドが合体してFIREHOUSEとなり、それから西海岸に渡った彼らは、Mark SlaughterとDana Strumのもとで制作したデモ・テープがJon Bon Joviの手に渡ります。それを気に入ったJon Bon Joviの後押しによってレコード会社との契約を獲得し、本作リリースの運びとなるのです。
"DON'T TREAT ME BAD"
→https://youtu.be/3Eaz9zMk2yM
"ALL SHE WROTE"
→https://youtu.be/sidL7S09jsc
1990年と言いましたら世の中はバブル経済真っ只中! 私的にはちょうど人生の岐路に立たされている時期でしたが、L.A.メタル勢が終焉を迎える頃に、それまでの先人たちの美味しいところを上手に取り込んだクオリティの高いハード・ロックが、私的にチカラの源となってくれたのは言うまでもありません o(≧ω≦)o
"LOVE OF A LIFETIME"
→https://youtu.be/5ETENrv8cnU
この素直で心温まるバラードには随分と癒されました
彼らの曲作りの良さは半端ではなく、アルバムを通して哀愁、ポップ、キャッチーなメロディがバランス良く詰め込まれた、私的にお勧めの銘盤となります。
"OVERNIGHT SENSATION"
→https://youtu.be/MDKyrRb0Be8
私的にもっともお気に入りの曲!
しかし30年前...色々と感慨深い。この後、メロディック・ロック愛好家には暗黒の時代が押し寄せる事になりますが、本作はアメリカではダブル・プラチナ・ディスク、日本やカナダではゴールド・ディスクを獲得する大ヒットとなります。
1990年以降も、ひと踏ん張りしてくれるバンドやアルバムはまだまだ存在します。またそれらは改めてご紹介できればと。
●Tracks
CD1:
01.ROCK ON THE RADIO
02.ALL SHE WROTE
03.SHAKE & TUMBLE
04.DON'T TREAT ME BAD
05.OUGHTA BE A LAW
06.LOVER'S LANE
07.HOME IS WHERE THE HEART IS
08.DON'T WALK AWAY
09.SEASONS OF CHANGE
10.OVERNIGHT SENSATION
11.LOVE OF A LIFETIME
12.HELPLESS
BONUS TRACKS
13.LOVE OF A LIFETIME (Extremely Acoustic Version)
14.SLEEPING WITH YOU (Acoustic version)
CD2:
01.SHAKE AND TUMBLE (Live)
02.DON'T TREAT ME BAD (Live)
03.OVERNIGHT SENSATION (Live)
04.ALL SHE WROTE (Live)
05.HOME IS WHERE THE HEART IS (Live)
06.DON'T WALK AWAY (Live)
※本CDは2017年2枚組再発盤
C.J. Snare - Lead Vocals、Keyboards
Bill Leverty - Guitars、Backing Vocals
Perry Richardson - Bass、Backing vocals
Michael Foster - Drums、Percussion、Backing Vocals
Executive Producer - Michael Caplan
Producer - David Prater