BADLANDS
BADLANDS / BADLANDS(1989)
ラフ・カットでの活動を経て、故ランディー・ローズ(G)の正式な後任としてオジー・オズボーンに選ばれた最初のギタリスト、ジェイク・E・リー。87年に脱退すると、ブラック・サバスに一時期在籍していたこともあるレイ・ギラン(Vo)らと共に、満を持して結成したのがこのバンド。
学生の頃はバンドやアルバイト、レコード屋さん巡りなどなど、遊び惚けてた日々の中で、ジェイク復活の情報をキャッチ!
一目散でレコード屋さんに向かって聴いたリーダートラックの「ハイ・ワイヤー」は、ゾワゾワと鳥肌が立ち、そのカッコよさにその場でしばらく立ちすくしてしまいました。その頃ははじめて聴いて鳥肌が立ってしまう曲って沢山ありました。いやぁ、ホント楽しかったなぁ。自分の進路の事など何処へやら...お父さん、お母さん、申し訳ありませんでした。
オジー・オズボーン時代の様なジェイクの弾きまくりも期待していなかった訳ではありませんが、ブルーズを根幹とした土着型の渋いハードロックに、ジェイクのプレイとレイのパワフルな歌唱、何と言ってもこのバンドの熱さに圧倒されてしまいました。このあと91年に2nd「Voodoo Highway]をリリースしてバンドは解散。ジェイクは長い間、表舞台から姿を消すことになります。また93年、レイは若くして他界...いやはや何とも。
余談ですが、同様にジョン・サイクス(G)も、同じ年にあのバンドを結成しましたね。これはまた改めてご紹介できればと。
●Tracks
01. HIGH WIRE (いまだにゾクゾクします )
02. DREAMS IN THE DARK
03. JADE'S SONG
04. WINTER'S CALL
05. DANCING ON THE EDGE
06. STREETS CRY FREEDOM
07. HARD DRIVER
08. RUMBLIN' TRAIN
09. DEVIL'S STOMP
10. SEASONS
11. BALL & CHAIN
●Personnel
Jake E. Lee - Guitars、Keyboads
Ray Gillen - Vocals、Blues Harp
Greg Chaisson - Bass
Eric Singer - Drums
Producer - Paul O'neill & BADLANDS