GRAND PRIX(THE FIRST ALBUM)
GRAND PRIX(THE FIRST ALBUM) / GRAND PRIX(1981)
今回ご紹介させていただくバンドのアルバムは、GRAND PRIX のデビュー・アルバム「GRAND PRIX(THE FIRST ALBUM)」となります。
以前綴らせていただきました、3rdアルバム「SAMURAI(1983)」を聴いて遡った訳ですが、時代的に所謂NWOBHMの範疇でこの作品を聴きますと、良い意味で裏切られる事になります。これは同好の方のみに言える事ですが ヽ(´∀`)ノ
"WAITING FOR THE NIGHT"
→https://youtu.be/MmXIDN6pKAI
「SAMURAI」同様にメロディー重視のスタイルは変わりませんが、本作はソレに加えてプログレ・ハード色が強く、若か りし頃は、やはりハードな此方のアルバムばかりを聴いていました。何と言いましてもBernie Shawの、高音域と中音域 を巧みに歌い分ける繊細かつナイーブな歌声は、楽曲の叙情性を高め、更に厚いボーカル・ハーモニーは哀愁のメロディ を盛り上げます!
"WHICH WAY DID THE WIND BLOW"
→https://youtu.be/dpVe04m17Ng
また、Phil Lanzonの素晴らしい鍵盤演奏も相まって、完成度の高いドラマティックな良曲がアルバム全体に詰め込まれ
ています
"WEST WIND"
→https://youtu.be/fK-SCyFkzXU
本作は、ブリティッシュ・ロックに大陸系のプログレ・ハード・ロックが絶妙にブレンドされた私的にお勧めのアルバム となります。
次作の「THERE FOR NONE TO SEE(1982)」からボーカルがRobin Mcaureyに替わります。これはまた改めてご紹介できればと。
●Tracks
01.WAITING FOR THE NIGHT
02.DAY IN THE LIFE
03.THINKING OF YOU
04.MAMA SAYES
05.WHICH WAY DID THE WIND BLOW
06.WEST WIND
07.NEXT TO YOU
08.YOU KNOW IT CAN BE
09.FEEL LIKE I DO
10.THE VERY LAST TIME(DREAMER)
●Personnel
Michael O'Donoghue - Guitars,Vocals
Ralph Hood - Bass,Vocals
Andy Beirne - Drums,Percussion
Phil Lanzon - Keyboards,Synths,Piano,Vocals
Bernie Shaw - Lead Vocals
Producer - Greg Walsh