自分好みの大好きな音楽を、思い出や思い込みを絡めて好き勝手に綴っていきます。80年代の洋楽が多くなりそうです。

『私的・温故知新録31』RETURN TO FANTASY


  『私的・温故知新録31』 

RETURN TO FANTASY / URIAH HEEP(1975)

RETURN TO FANTASY RETURN TO FANTASY_back


今回ご紹介させていただくバンドのアルバムは、URIAH HEEP8枚目のアルバム「幻想への回帰 RETURN TO FANTASY」となります。

URIAH HEEPには、LUCIFER'S FRIENDのJohn Lawton(Vo)やASIAのJohn Wetton(Vo、B)の関連作品を遡って辿り着き、そしてハマり、今現在も尚、聴き漁っているバンドとなります。若かりし頃、ロック好きの大人たちからの勧めもあって「対自核 LOOK AT YOURSELF(1971)」や「悪魔と魔法使い DEMONS AND WIZARDS(1972)」そして「魔の饗宴 THE MAGICIAN'S BIRTHDAY(1972)」といったURIAH HEEP全盛期の作品から入門しましたが、それは全くもって大正解であり、まだ未聴でご興味のある方は、私からもこの三作から聴かれることをお勧めします ヽ(^o^)丿

RETURN TO FANTASY 001

うん? と思った方はその通り、一番右の方はちょっと前までKING CRIMSONにいたJohn Wetton(Vo、B)なんです。前任のGary Thainがツアー中に感電事故で重傷を負った上に、重度の薬物中毒から抜け切れず、バンドを解雇されてしまいます。Lee Kerslake(Dr)と旧知の仲であったJohn Wettonが急遽加入となったようです。

 "RETURN TO FANTASY 幻想への回帰"
  →https://youtu.be/lcXoSlnEB14

このリーダー(タイトル)トラックにして、URIAH HEEP節全開の名曲からスタートしますので、否応なしに期待値が上がります。 本曲はGAMMA RAYがカバーしていて、HR/HM同好の方はご存知の方も多いのではないでしょうか。

 "PRIMA DONNA"
  →https://youtu.be/b9Vh7NCXHI0

ブラスセクションを導入したシングル曲。ファンクの色合いを持つハードロックで、彼らにしては少々意外な楽曲かと。

RETURN TO FANTASY 002

 "BEAUTIFUL DREAM"
  →https://youtu.be/1P-4SoWCYTg

残念ながら、本作でのJohn Wettonはベーシストに徹しており、歌声を聴くことはできませんが、KING CRIMSONでブリブリにベースを弾き倒していた直後の参加だったこともあり、彼の鳴らすベースラインだと、一聴してわかります。というかちょっと目立ち過ぎかも アールくん汗

マンネリ化を危惧しての、原点回帰を図った作品と言われていますが、確かに彼ら独特のコーラスハーモニーに、ハモンドオルガン多用と、かつての重厚さが復活した良盤に仕上がっています。

RETURN TO FANTASY 003

しかし、やっぱりこのKen Hensleyの作る楽曲とサウンドあってのURIAH HEEPかな。重厚な叙情性にプログレのエッセンス...これぞブリティッシュ・ハードロック (^^♪

 "A YEAR OR A DAY 一年か一日か"
  →https://youtu.be/u3SvwxW3PvA

日本では初期の作品ばかりが目立っていますが、「RETURN TO FANTASY」は全英アルバムチャート7位となる、彼ら最大のヒット作となります。

相も変わらず、大仰で哀愁ある歌声を聴かせてくれるDavid Byronですが、この頃からアルコール中毒の病状が酷くなり、バンド内の悩みの種となっていきます。

次作「HIGH AND MIGHTY(1976)」では、John Wettonも曲作りに参加し、彼がボーカルをとる楽曲も収録されますよ!

URIAH HEEPの数々の名盤は、また改めてご紹介できればと...次はオマケです。

 "RETURN TO FANTASY 幻想への回帰"
  →https://youtu.be/HW2fSzVeU0Y

●Tracks

01.幻想への回帰 RETURN TO FANTASY
02.SHADY LADY
03.DEVIL'S DAUGHTER
04.BEAUTIFUL DREAM
05.PRIMA DONNA
06.忘却への道 YOUR TURN TO REMEMBER
07.SHOWDOWN
08.去ったのは何故 WHY DID YOU GO
09.一年か一日か A YEAR OR A DAY

Bonus Tracks
10.SHOUT IT OUT (B-side)
11.THE TIME WILL COME (B-side)
12.PRIMA DONNA (alternate demo version)
13.WHY DID YOU GO (alternate demo version)
14.SHOWDOWN (alternate demo version)
15.BEAUTIFUL DREAM (alternate demo version)
16.RETURN TO FANTASY (extended version)
※私に所有するCDは2004年再発盤

●Personnel

David Byron – Vocals
Mick Box – Guitars
Ken Hensley – Keyboards, Guitars, Synthesizer, Backing Vocals
John Wetton – Bass, Mellotron, Backing Vocals
Lee Kerslake – Drums, Percussion, Backing Vocals

Producer - Gerry Bron

COMMENTS

6Comments

There are no comments yet.

グラハムボネ太郎

これはヒープの形

良いアルバムですよねぇ〜!
一曲目こそ、ヒープの真髄って感じ。
ふぁんたじぃいぃいぃいぃいぃ〜っていう歌い方がブリティッシュ(笑)

  • 2022/05/12 (Thu) 22:03
  • REPLY
管理人

管理人

グラハムボネ太郎さんへ

ブルース・ロックでもなく、Led Zeppelin、Deep Purple、 Black Sabbathとも
違うブリティッシュ・ハードロック!正直、Uriah Heepってある意味凄いバンドかと。
ホントいいですよねぇ~(^^♪

  • 2022/05/12 (Thu) 22:36
  • REPLY

ももPAPA

おはようございます♪

ユーライア・ヒープ
学生時代、あのファーストアルバム "Very 'Eavy ...Very 'Umble"
をジャケ買いで聴いてハマリました。
中でも、"Lucy Blues" の、レイジーな雰囲気でありながら タイトな
ビートに乗せて歌いこむデヴィッド・バイロンのVocal に惚れて初期の
アルバム~ソールズベリーからスイートフリーダムまで聴き込みました。
http://hotcafe1025.blog114.fc2.com/blog-entry-2126.html

その後、パープル ツェッペリン ゲイリー・ムーア シンリジィなど
など ハマっていきましたね。
懐かしいです。

管理人

管理人

ももPAPAさんへ

コメント投稿有難うございます。
はじめましてと書きつつ、 ももPAPAさんのブログは
いつも楽しく拝読させていただいておりました。
私は70年代の洋楽は遡りとなるのですが、リアルタイムで
お聴きになっていたのでしょうか。
いずれにしてもファーストをジャケ買いとは、かなりの千里眼。
ある意味、一番ユーライア・ヒープらしいアルバムかもしれま
せんね。何はともあれ、今後とも宜しくお願いいたします。

  • 2022/05/13 (Fri) 20:04
  • REPLY

Beat Wolf

気のせいか

ジョン・ウェットンが参加するバンドって、メンバーの出入りが激しいですね。(笑)
「RETURN TO FANTASY」はHR/HM愛好者なら好きでしょう、やっぱりロックは70年代がクールです。

  • 2022/05/14 (Sat) 23:28
  • REPLY
管理人

管理人

Beat Wolfさんへ

私にとって70年代のロックはリアルタイムではないので、
かなり憧憬の念が強いですよね。
クールかぁ...Beat Wolfさんのブログ然り、スッと出て
くる表現もクールかと。

  • 2022/05/15 (Sun) 00:52
  • REPLY