CINEMA
CINEMA / NAZARETH(1986)
今回ご紹介させていただくバンドのアルバムは、NAZARETH16枚目のアルバム「CINEMA」となります。
さて、映画も大好きな私は、自分で "コレが観たい!" と思って観た初めて映画は、この作品でした...
因みに『東映まんがまつり』は対象外とさせていただきます (*'ω'*)
1978年に日本で劇場公開された『スター・ウォーズ』は、前年に全米・カナダで公開され、日間で255万ドルを上げる大ヒットとなり、スター・ウォーズ・ブームの幕が開くことに。
父親の拘り? でもあった "映画は渋谷" ということで、夏休みに家族で渋谷に出掛けた訳ですが、午前一発目の上映時間でも既に映画館の前には行列ができていました。それでもどうにか館内に入ることができましたが、両親は立ち見、私も前列の頭と頭の間からスクリーンがやっと覗ける感じでした。こんな超満員の状態なんて、現在ではまずもって有り得ないことですが、当時は結構ありましたよね。そして上映が終わって入れ替え制っていうのは、私の記憶ではお初でしたが、屋外に出たところ、入館待ちがとんでもない長蛇の列となっていたのも驚きでした。
しかし本作は、物語、映像、各キャラクターなど、全てにおいて子供の私には驚き、興奮、感動の極致となり、しばらく放心状態に陥って親から真面目に心配されたのを覚えています。このボロボロのパンフレットを見ればお分かりいただけると思いますが、私にとって当時の情報はこのパンフレットのみ! もう、穴が開くほど食い入るように何度も何度も読み返していました。
私の大好きだった見開きページ
1978年の "遠い昔、遥か彼方の銀河系で..." から『帝国の逆襲(1980)』、『ジェダイの復讐(1983)』の旧三部作は、全て同じレベルの感動(いや、どんどん上がったかな)に達し、また更にそこから16年待って、前日譚の新三部作が1999年に製作され、2005年にシリーズは一旦終焉。そして2015年から続三部作が2019年まで製作されました。
これらの9作は「スカイウォーカー・サーガ」としてシリーズの主軸となっているのは今更言うまでもありませんね。※旧三部作は、あえて旧題で記述。
あれから44年...結局、この映画は一生観続けることになろうかと(関連作品含め)
閑話休題 ('ω')ノ
もうNAZARETHが本題かどうか、正直、微妙な感じになってしまったYOU NO IT NAMEでございますが、以前綴らせていただきました「
MALICE IN WONDERLAND
(1980)」同様、私の大好きな80年代NAZARETHとなります。
"CINEMA"
→https://youtu.be/ukRhdlvJvls
この "CINEMA" を聴いて、ドン引きされた旧来のファンの方々は大勢いらっしゃったのではないでしょうか? 私は80年代ド真ん中をリアルタイムで通ってきたもので、このサウンドもド真ん中。でも遡ってきいた70年代最盛期のNAZARETHもお気に入り !(^^)!
"JUST ANOTHER HEARTACHE"
→https://youtu.be/JPpBPHgVq5c
"ONE FROM THE HEART"
→https://youtu.be/TPY7ETRfztE
なもんで、彼ら本来のサウンドと80年代テイストが絶妙にブレンドされた本作は、私的におすすめの良盤でございます。
とは言え、ヘア・メタルといった派手派手なHR/HMが台頭する時代に、スコットランドのオッサン達からは、ベテランの貫録と意地も見せていただけますよ~。
"A VETERAN'S SONG"
→https://youtu.be/D1911wtFnQQ
このDan McCaffertyの歌心溢れるしゃがれた声があれば、どんな曲であれNAZARETHになるんです (^^♪
さて、その他のNAZARETH関連の作品と『スター・ウォーズ』関連につきましては、また改めてご紹介できればと。
●Tracks
1.CINEMA
2.JULIET
3.JUST ANOTHER HEARTACHE
4.OTHER SIDE OF YOU
5.HIT THE FAN
6.ONE FROM THE HEART
7.SALTY SALTY
8.WHITE BOY
9.A VETERAN'S SONG
BBC LIVE BONUS TRACKS
10.BEGGARS DAY
11.COCAINE
12.PARTY DOWN
13.THIS MONTH'S MESSIAH
14.THIS FLIGHT TONIGHT
15.BAD BAD BOY
16.TEENAGE NERVOUS BREAKDOWN
●Personnel
Dan McCafferty - Vocals
Pete Agnew - Bass, Backing Vocals
Manny Charlton - Guitars
Darrell Sweet - Drums, Backing Vocals
Producer - Eddie Delana