自分好みの大好きな音楽を、思い出や思い込みを絡めて好き勝手に綴っていきます。80年代の洋楽が多くなりそうです。

『ZERO CORPORATIONの爪跡 10』REVOLUTION


  『ZERO CORPORATIONの爪跡 10』 

REVOLUTION / BAD HABIT(1995)

REVOLUTION REVOLUTION _back


今回ご紹介させていただくバンドのアルバムは、BAD HABIT2枚目のアルバム「REVOLUTION」となります。

10回目となりますこのシリーズは、1990年代に次々と良質なメロディを持つ、主に北欧系のバンドを日本に紹介し、第二次北欧メタル・ブームをこじんまりとマニアの間で勃発させた『ZERO CORPORATION』に焦点を当てた企画となります。

"君のハートに、レボ☆リュー⤴ション"

はい、このBAD HABITはですね、メロディ愛好家の間では、おそらく知らない人の方が少ないのではないかと思われるくらい、これまでに素晴らしいアルバムを残してきたメロディアス・ハードロック・バンド!

今回のアルバム「REVOLUTION」は、ここ日本ではデビュー盤となりましたが、彼らは既にミニアルバム「YOUNG & INNOCENT(1988)」をCBSから、フルアルバム「AFTER HOURS(1989)」はVirginからと、いきなりメジャー・レーベルからリリースしていた、当時としては、所謂、期待の新人といった感じのバンドでした。

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容姿からは、アメリカを意識した当時のHR/HM的なサウンドが頭に浮かびますが、彼らの音楽性は、爽快でいて叙情的なメロディを軸にしたハード・ポップだったんです。これはまた北欧からいいバンドが出てきたなぁと、私は輸入盤をよく聴いていましたが! 彼らはここからしばらく姿を消してしまいます...(*'ω'*)

あれですよ、時代はグランジ/オルタナティヴが世界を席巻し始めた頃です。メロディック・ロックは徐々に隅に追いやられ、彼らもレコード会社からは、ダークで重々しいヘヴィなサウンドを要求されたようです。だいたいのバンドは、そこで路線を変更して継続の道を選び、結局は闇にのまれてしまうケースが殆どでしたが、彼らが選んだのはバンドの信念を貫いた "活動休止" の選択肢 アールくん涙

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それから約5年の年月が経ち、すっかりBAD HABITのことなど忘れてしまっていた私は、ZERO CORPORATIONから2ndアルバムがリリースされたことを知り、驚きと共に、一抹の不安がよぎります。ああ、ダークサイドに落ちてしまっていたら残念だなぁ...

 "SAD BUT TRUE"
  →https://youtu.be/LCrOigztl9A

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ところが、いきなりリーダー・トラックから余計な心配であったと気づく事になります。とりあえず普通のハードロックかな? なんて思いながら聴いていましたら、サビメロに入ってガッツポーズ !(^^)!

 "ANOTHER NIGHT"
  →https://youtu.be/L6xWRJ70ToI

 "TOO LATE"
  →https://youtu.be/Ygdf8BVWV7s

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1st同様に、素晴らしいメロディとハーモニーを持った音楽性はそのままに、より一層メロディを際立たせるための、ダイナミックかつ重厚なアレンジが、清々しくて、もうホント心地良い気分にさせてくれます (^^♪

 "REACH FOR THE SKY"
  →https://youtu.be/fYqESaR6GvY

 "RUMOURS"
  →https://youtu.be/40jkXbnkriA

最後の1曲まで、裏切り無しのZERO CORPORATION奇跡の1枚に仕上がっていましたが...これがまた、こういう音楽は一部のマニア止まりの時代。しかーし! またここから約2年半の年月が経ち、彼らはとんでもないAORの名盤を世に放ちなます ヽ(^o^)丿

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「ADULT ORIENTATION(1998)」

その他のBAD HABIT関連の作品は、また改めてご紹介できればと。

そして! 『ZERO CORPORATIONの爪跡』もまだまだ続く...はず (^-^;

●Tracks

01.SAD BUT TRUE
02.HUNGER
03.WATERFLOW
04.TOO LATE
05.STILL IN LOVE WITH YOU
06.REVOLUTION
07.REACH FOR THE SKY
08.WATCHIN' OVER YOU
09.ANOTHER NIGHT
10.HGIGH ON YOU
11.WIPIN' YOUR TEARS AWAY
12.BROKEN DREAMS
13.RUMOURS

Bonus Track
14.SCANDAL NIGHTS

●Personnel

Bax Fehling - Vocals
Hal Johnston - Guitars
Sven Cirnski - Guitars
Stevie Rose - Bass
Jaime Salazar - Drums

Additional Musicians
David Brandt - Keyboards
Tommy Falk - Keyboards & Programming
Christer Hermodsson - Strings
Axel Holtås - Backing Vocals
Sara Heurlin - Backing Vocals
Fredrik Bergengren - Programming
Jeppe Hendrixon - Programming

Producer - Hal Johnston & Björn Engelmann

COMMENTS

2Comments

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グラハムボネ太郎

そう思うと

ゼロ作品(主に北欧)は、私的には聴かなかったジャンルかもしれないなと。
もちろんメロディとかはよいんだけど、ズバ抜けたものを感じなかった。アルバム通して聴くと、すごく心地よく満足してるんだけど、メロディが残っていないという(笑)
BURRN出会うところの藤木さんが推すバンドはあんまりしっくりこなかったDEATH

  • 2022/10/21 (Fri) 12:24
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管理人

管理人

グラハムボネ太郎さんへ

藤木さんはメロディ愛好家の中ではカリスマ的な存在ですよね。私は彼のおススメ作品は、感覚的に半々で好みかそうでないかに分かれます。でも、BAD HABITは好みですね。次はホント名盤だと思います^ ^

  • 2022/10/21 (Fri) 21:22
  • REPLY