2XS
2XS / NAZARETH(1982)
今回ご紹介させていただくバンドのアルバムは、NAZARETH13枚目のアルバム「2XS ナザレス接近!!」となります。
さて、皆さんは "接近遭遇" という専門用語(ある意味)はご存知でしょうか? 第一種接近遭遇から第三種まで段階が分かれていますが、広川太一郎さんのナレーションによる次のCMが分かり易いので、まずはご覧になってみて下さい。
"「未知との遭遇」 公開前TV CM 日本版"
→https://youtu.be/qW5l5GeM-tE
そういうシチュエーションになった際の、リアクションの一例がこんな感じです。あくまでも一例です。
"未知との遭遇 / スネークマンショー BOOTLEG"
→https://youtu.be/MYwl4Aofmss
日本では1977年に劇場公開された映画『未知との遭遇』は、未確認飛行物体 "UFO" との遭遇と、人類と地球外生命体とのコンタクトを描いたSF作品。映画の原題である『Close Encounters of the Third Kind(第三種接近遭遇)』から映画の公開によって瞬く間にひろがった "接近遭遇" は、我々子供の間では、かなり流行った用語でしたね。因みに翌年は『スター・ウォーズ』の劇場公開...いやぁ、興奮の時代です。
閑話休題
"LOVE LEADS TO MADNESS"
→https://youtu.be/42A8GCiKWwc
80年代に入って、彼らは産業ロック寄りのサウンドに路線変更は図っていましたが、本作によって迷いがなくなったと言いますか、11曲中8曲にBILLY RANKINの名がクレジットされていることからもわかる通り、この洗練された楽曲群は、彼の仕事が大きく反映されているものと思われます。
"GAMES"
→https://youtu.be/hwfRQRElzyA
もはや、遡って聴いた70年代の頃のハードロックではありませんが、私には彼らのサウンドは、一貫して「NAZARETH」というブランディングされたものなんですよね。
それは何故か...もう、本ブログでシツコク綴らせていただいていますが、Dan McCaffertyのどんな楽曲にも揺らぐことのない、あの鉄板のしゃがれ声がある限り、彼らは「NAZARETH」なんです !(^^)!
そして、本作にもまた素晴らしいバラードが仕込まれています。
"DREAM ON"
→https://youtu.be/U6y93p1cB1E
このDanの声だからこそ、心に染み入る佳曲 (^^♪
実は、6人編成のNAZARETHは本作が最初で最後の唯一作だったります。さあ、まだまだあります、80年代NAZARETHの作品は、また改めてご紹介できればと。
最後はオマケ...私的に鳥肌モノです。
"DREAM ON" 2010
→https://youtu.be/Cvu_ZlJaJ5M
●Tracks
01.LOVE LEADS TO MADNESS
02.BOYS IN THE BAND
03.YOU LOVE ANOTHER
04.GATECRASH
05.GAMES
07.DREAM ON
08.LONELY IN THE NIGHT
09.PRESERVATION
10.TAKE THE RAP
11.MEXICO
●Personnel
Dan McCafferty – Vocals
Manny Charlton – Guitars
Billy Rankin – Guitar, Backing Vocals
John Locke – Keyboards
Pete Agnew – Bass, Backing Vocals
Darrell Sweet – Drums, Percussion, Backing Vocals
Sergey Nazmov - Drum Machine (3)
Clown - steps clown's pants, showman (3)
Producer - John Punter