自分好みの大好きな音楽を、思い出や思い込みを絡めて好き勝手に綴っていきます。80年代の洋楽が多くなりそうです。

CYCLE OF THE MOON

CATEGORYPROPHET

CYCLE OF THE MOON / PROPHET(1988)

CYCLE OF THE MOON CYCLE OF THE MOON_back


今回ご紹介させていただくバンドのアルバムは、PROPHET2枚目のアルバム「CYCLE OF THEMOON」となります。

誰だ? こんなところに不法投棄している悪い人は?!

と、ひとりでジャケットにツッコミを入れているYOU NO IT NAMEでございますが、以前綴らせていただいた1stアルバム「 PROPHET (1985)」に収録されているコノ曲に、心を鷲掴みにされて以来のお気に入りのバンドでして...

 "STREET SECRETS"
  →https://youtu.be/sP_G0lUI6nw

このドラマティックなイントロから⤴のスリリングそして胸を打つ哀愁のメロディは、マイナーなバンドではありながら、今も尚、メロディ愛好家の間では語り継がれる名曲です。

1985年、ニュージャージー出身の5人組としてデビューし、Joe Zujkowskiなるキーボーディストのプログレッシブなプレイを前面に押し出したアメリカン・プログレ・ハード・バンドとして注目を浴びていました。ニュージャージーのバンドと言えば、BON JOVIを筆頭に、意外と横の繫がりが多く、前作でリード・ボーカルを務めていたDean Fasanoは、 BON JOVI加入前のRichie Sambora、Alec John Suchと共にMESSAGEで活動していた人。前作で脱退したドラマーは、後にDANGER DANGERのボーカリストとして活躍するTed Poleyと、なかなか話題性の高いバンドでもありました。
※ Dean Fasanoは2009年、Alec John Suchは2022年に他界されています...R.I.P. (T_T)

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某ヘビーメタル専門誌のレコード・レヴューが先か、西森マリーさんのラジオで聴いたのが先だったか記憶は定かではありませんが、この3年振りの新作リリースに心躍ったのはよく覚えています (*^^*)

 "HANDS OF TIME"
  →https://youtu.be/xUieD26s1io

前作ではDean Fasano、Scott Metaxas、Ted Poleyの三人がボーカル分け合っていましたが、今作は新加入した Russell Arcaraがすべてのリード・ボーカルを担当しています。

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 "RED LINE RIDER"
  →https://youtu.be/5isrUvPF9m4

Russell ArcaraはこれまたBON JOVI繋がりでして、Jack Ponti率いるSURGIN'でボーカルと務めていた人!

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 "SHOT THROUGH THE HEART" SURGIN'
  →https://youtu.be/2uguV9IiITo

BON JOVIの1stアルバム「 夜明けのランナウェイ (1984)」にも収録されている佳曲。

若干のクセはありつつも、透明感のあるしなやかな声質は、特に大きな違和感もなくバンドに馴染んでいて私的に◎。前作に比べてプログレ・ハードな部分が後退し、コマーシャル性の高いハード・ポップ色が前に出ています。因みに今作は彼らのメジャー・デビュー盤となり、サウンド・プロダクションが高水準となったお陰で、全体的に音が引き締まりました アールくん笑顔

ナント言いましても、次の胸を締め付けるかのような上質なメロディック・ロックを聴いて、当時はちょっと驚いてしまいました。

 "CAN'T HIDE LOVE"
  →https://youtu.be/o_bow9-b5FM

 "SOUND OF A BREAKING HEART"
  →https://youtu.be/uLYdYyQ3dP8

キラキラ感と哀愁感を合わせ持ち、ポップかつ流麗なメロディは、80年代のKANSASやARCANGEL、CANNATAなどと並んでも、決して引けを取らないバンドだったと思います (^^♪

でも...見事に売れません (-_-;)

 "【日本の至芸】 堺すすむ 「なんでかフラメンコ」"
  →https://youtu.be/os1o_TtPM_k

"な~~んでか♪"

ああ、昭和の演芸、最高 !(^^)!

最後の最後に脱線か...ニュージャージー州関連のHR/HMバンドは、また改めてご紹介できればど。

●Tracks

01.CYCLEOF THE MOON
02.CAN'T HIDE LOVE
03.ON THE RUN
04.SOUND OF A BREAKING HEART
05.ASYLUM
06.TOMORROW NEVER COMES
07.FRONTLINE
08.HANDS OF TIME
09.HYPERSPACE
10.RED LINE RIDER

Bonus Tracks
11.HARD LOVIN MAN

●Personnel

Russell Arcara - Vocals
Ken Dubman - Guitars
Scott Metaxas - Bass, Vocals, Acoustic Guitar
Michael Sterlacci - Drums, Backing Vocals
Joe Zujkowski - Keyboards

Producer – Randy Bishop, Spencer Proffer

COMMENTS

2Comments

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グラハムボネ太郎

いいバンドだしいいアルバム

だけど、それだけでは売れないんですよね。
売れるには特別な何かがないと(^^)
めちゃくちゃ聴くにはちょっと弱かった。
それと、UFO/AIN'T MISBEHAVIN' 殺気!も恐ろしくつまらなかった、、、(笑)

  • 2023/01/24 (Tue) 09:59
  • REPLY
管理人

管理人

グラハムボネ太郎さんへ

全くもってですね。
むしろ1stの時にメジャーデビューしていたら違ったかもしれない。
UFO/AIN'T MISBEHAVIN' 殺気!...コレは目の保養です^ ^

  • 2023/01/24 (Tue) 12:26
  • REPLY