ANNIHILATION PRINCIPLE
ANNIHILATION PRINCIPLE / LÄÄZ ROCKIT(1989)
今回ご紹介させていただくバンドのアルバムは、LÄÄZ ROCKIT4枚目のアルバム「ANNIHILATION PRINCIPLE」となります。
いやぁ、私の住む地域は、連日ぽかぽか日和、ピーカンの空(死語か?)...がっ! 花粉が飛びまくっていて、め、目がぁぁぁぁ
そんな時はですね、やっぱりコレ!
"FIRE IN THE HOLE"
→https://youtu.be/yMeD9F_BeMo
スラッシュですよ。何もかも吹き飛ばしてくれるス・ラッ・シュ・メ・タ・ル (*'ω'*)
大好きな音楽の中でも取り分けてHR/HMが好みだった私は、80年代初頭、 METALLICA の出現によって、こういうのも有りだなと思いつつ、2ndアルバム「RIDE THE LIGHTNING(1984)」を聴いて、一時期、轟音メタルにハマります。
METALLICAに続いて、 SLAYER 、 MEGADETH 、 ANTHLAX がアメリカの大物メタルバンドとして君臨し、まとめて "BIG4" と呼ばれていたりするのは、マニアの間では周知のことかと。
さて、今回のLÄÄZ ROCKITは、サンフランシスコ出身のバンドでして、結成は1982年とキャリアは意外と長い。と言い ますか、同じくベイエリア出身のMETALLICAとほぼ同期ということになります(だいぶ、差をつけられちゃいましたけど)
"MOB JUSTICE"
→https://youtu.be/cACc7S9gruw
BIG4に続けとばかりに、セカンド・スラッシュ・ウェーブとして、OVERKILL、METAL CHURCH、DEATH ANGEL、 EXODUS、TESTAMENTなんてバンドに並んで出てきましたが、彼らは1st「CITY'S GONNA BURN(1984)」、 2nd「NO STRANGER TO DANGER(1985)」までは非常に硬質かつ正統派のUSメタルで攻めていました。
レーベルとの契約切れにより、自主製作でリリースした3rd「KNOW YOUR ENEMY(1987)」から、ガッツリとスラッシュ系に舵を切ることになりますが、このバンド、欧州の薫りが漂う叙情性のメロディをチラっと聴かせてくる私好みのサウンドでして、次も叙情的なイントロからドラマチックな疾走系に流れる佳曲 (^^♪
"MIRROR TO MADNESS"
→https://youtu.be/Pi2tTre0-QM
本アルバムも伝統的なメタル・サウンドがチラチラと含まれつつ、同郷のハードコア・パンクバンドDEAD KENNEDYS(略してデッケネ)の名曲 "HOLDAY IN CANBODIA" のカバーを差し込んでくるところは、私的に何だかイイ感じ !(^^)!
"HOLDAY IN CANBODIA"
→https://youtu.be/ZiIucHaKz1E
独特の "ベイエリアクランチ" と言われるザクザク、ジャキジャキのギター・リフがカッコいいバンドでしたが、厳粛な雰囲気漂うパワー・バラードで深みを見せるといったアルバム・ラストはなかなかどうして。
"THE OMEN"
→https://youtu.be/lvk3bnPk6YI
若かりし頃は、轟音・爆音のヘビーメタルをずっと聴いていても、心地よい疲労感を味わうことができましたが、現在は、特にこの一本調子のボーカルはちょっとキツイな (;^_^A
当時は、すぐに脱ぐボーカルとバンドを組んでいた、まだまだ青二才だった頃の私...楽しかった80年代。
その他の轟音・爆音のヘビーメタル作品は、また改めてご紹介できればと。
●Tracks
01.FIRE IN THE HOLE
02.MOB JUSTICE
03.CHAIN OF FOOLS
04.SHADOW COMPANY
05.HOLDAY IN CANBODIA
06.BAD BLOOD
07.CHASIN' CHARLIE
08.MIRROR TO MADNESS
09.THE OMEN
Bonus Tracks
10.PRELUDE TO DEATH (Live)
11.FORCED TO FIGHT (Live)
●Personnel
Michael Coons – Vocals
Phil Kettner – Guitar
Aaron Jellum – Guitar
Willy Lange – Bass
Victor Agnello – Drums
Producer - Roy Rowland
Executive Producer - Jeff Weller