自分好みの大好きな音楽を、思い出や思い込みを絡めて好き勝手に綴っていきます。80年代の洋楽が多くなりそうです。

THE LAST IN LINE

CATEGORYDIO

THE LAST IN LINE / DIO(1984)

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今回ご紹介させていただくバンドのアルバムは、DIO2枚目のアルバム「THE LAST IN LINE」となります。

ヘヴィメタル界のゴッドファーザーと呼ばれたRonnie James Dioがこの世を去って、もうすぐ13年の年月が経ちます。その圧倒的な存在感とコブシを利かせて歌い上げる唯一無二の歌唱から、ここ日本ではヘビーメタル界のサブちゃんとも呼ばれていました。

若かりし頃は、Ritchie Blackmoreを追いかけてRAINBOWに辿り着くのは、もはや王道のHR/HM巡礼・遡りのルートでして、私も多分に漏れずそこを通り、Ronnie James Dioの絡む作品にハマります (*^^*)

そんな彼が、RAINBOW~BLACK SABBATHと渡り、満を持して自身のバンドを結成したのが1982年のこと。翌年の1983年にリリースした1stアルバム「HOLY DIVER 情念の炎」を聴いた時の全身を走った衝撃は、今でも忘れることができません。そして全身の鳥肌ブツブツと震えが止まる間もなくリリースされた本作は、更にとんでもないことになっていました。

 "WE ROCK"
  →https://youtu.be/KT5AvKlPWA0

ヘヴィ・メタル史に残る、超カッコいい名リフを擁すロック・アンセム! 悶絶級の名曲です (^^)v

Ronnieによって見出されたアイリッシュ・ギタリストのVivian Campbellは、このバンドの加入によって、一気に世界的な知名度を得るわけですが、いやぁ、当時はまだまだ若いっすねぇ。前作ではGary Mooreが大好きなシャカリキ・ギタリストでしたが、本作では、起承転結が浮き彫りとなった構築度の高い演奏を聴かせてくれるようになります。

 "THE LAST IN LINE"
  →https://youtu.be/360xvnsduDg

重厚な表題曲の "THE LAST IN LINE" は、ドラマティックな展開と荘厳なリフ、そして、これぞRonnieの真骨頂といったスケール感のある名曲 (^^♪

 "BREATHLESS"
  →https://youtu.be/EBP5vL3YWTI

 "I SPEED AT NIGHT 闇夜の暴走"
  →https://youtu.be/_XDlhqnmBds

前作を踏襲しつつも、全体的なアレンジに様々なフックが用意されていて、バンドの創造性もここが最高潮だったんじゃないかなぁ。

 "MYSTERY"
  →https://youtu.be/yO6u_avs6hI

"MYSTERY" などに代表されるポップな楽曲も収録されていて、全米アルバム・チャート最高23位を獲得! アメリカ市場での成功も収めることとなります !(^^)!

 "ONE NIGHT IN THE CITY"
  →https://youtu.be/QK0HmR8Ty04

「HOLY DIVER 情念の炎(1983)」、「THE LAST IN LINE(1984)」、「SACRED HEART(1985)」と、所謂Vivian三部作と私は勝手に呼んでいますが、その中でも今回のアルバムは、私的に全く捨て曲が無いDIOの最高傑作だと思っています。

そんな三部作を含め、Ronnie James Dio関連のその他の作品は、また改めてご紹介できればと。

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さぁ、皆さん! ご一緒にメロイックサインをしながら叫びましょう! We Rock!

アールくん

●Tracks

01.WE ROCK
02.THE LAST IN LINE
03.BREATHLESS
04.I SPEED AT NIGHT 闇夜の暴走
05.ONE NIGHT IN THE CITY
06.EVIL EYES
07.MYSTERY
08.EAT YOUR HEART OUT ハートに衝撃
09.EGYPY(THE CHAINS ARE ON)

●Personnel

Ronnie James Dio – Vocals, Keyboards
Vinny Appice – Drums
Jimmy Bain – Bass
Vivian Campbell – Guitars
Claude Schnell – Keyboards

Produced - Ronnie James Dio

COMMENTS

4Comments

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ギターマジシャン

ディオ

自分はディープ・パープルが後追いで、すでにリッチーは抜けてトミー・ボーリンだったので、自ずとレインボーを聴いて、イアン・ギランやデヴィッド・カバーデルとも違うロニー・ジェイムス・ディオのボーカルに惹かれましたし、特に2枚組ライブは衝撃でした。

様式美にこだわるロニーは、売れ線になっていくレインボーに見切りをつけたと思っていたのですが、ディオにも売れ線の曲はあって、そのあたりは微妙なのでしょうね。

ヴィヴィアン・キャンベルは、最初は本当ゲイリー・ムーアのフォロワーのようで、その後、より今風サウンド(?)になったので、次世代ギターヒーローとして飛躍するかと思いましたが、バンドに恵まれなかった気がします。

  • 2023/03/06 (Mon) 00:16
  • REPLY
管理人

管理人

ギターマジシャンさんへ

こんばんは!
私もあの凄まじいライブ盤は今でも愛聴しています^^

ロニーも結局、自身のバンドでリッチーと似たような振る舞いがあったとか、中世の世界観についていけなくなったとか、ヴィヴィアンの脱退には諸説ありますが、デフレパードの加入は当時ちょっと驚きました。

あっ、ヴィヴィアンの演奏には、たまにロリー・ギャラガー風も顔を出します。

しかし、ディオのPVは何か凄いですよね(^^;

  • 2023/03/06 (Mon) 00:40
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グラハムボネ太郎

ファーストもセカンドもぐー

つまらない曲もあるんだけど(アルバム毎にどんどん増えていったのが悲しい)、ファーストもセカンドもやっぱり最高。一枚と言われたらセカンド。
B面のEvil Eyes→Mystery→Eat Your Heart Outの3連発がたまらん!
のちにつまらんアルバム連発していったかが、めちゃくちゃ疑問。まさか自分で曲は書けない?

  • 2023/03/09 (Thu) 10:04
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管理人

管理人

グラハムボネ太郎さんへ

やっぱり2ndですよねぇ。私的に2ndは捨て曲はございません(ラストは若干微妙ですが)
ロニー好きの方々には申し訳ないですが、ホント最後の方のDIO(バンド)はヤバかったなぁ。

  • 2023/03/09 (Thu) 16:26
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