『私的にこの一曲!16』ずっと耳に残っている曲編 PART.Ⅳ
ずっと耳に残っている曲編 PART.Ⅳ
1980年になってTHE BEATLESに出会い、そしてハマり、そこから洋楽に目覚めて40年余りの月日が経ちましたが、その聴き漁ってきた音楽の中で、何かの拍子にメロディやリズムを思い出すみたいな、こう何と言いますか、記憶にこびりついている曲が、結構あります。
そのような訳で、今回の 『私的にこの一曲!』 は、私の偏重の想いを綴らせていただく「ずっと耳に残っている曲編 PART.Ⅳ」となります。
さて、唐突ではありますが、皆さんはコーヒーはお好きでしょうか? ほろ苦くもアノ何とも言えない香りに、ほっと一息の癒しを感じてしまいますが、私のまわりには意外と苦手な方が多くて何だかなって。
実は、私の両親は無類のコーヒー好きで、別にその、"○○産の□□はイイね" みたいなレベルではないんですが、毎日、何かと言うとインスタント・コーヒーを呑んでいました。
鉄板のコンビネーションでしたね (^^)
"ダバダ~♪" や "ク〇ープを入れないコーヒーなんて" って言いきってしまう昭和のCM...懐かしい。
父親の仕事場から流れてくるAMラジオの音と、家に漂うインスタントコーヒーの香りは、私の幼少期にこびりついた感覚 (*^^*)
2000年に入って(といっても、もう20年以上経つんですね)、元SMAPの稲垣吾郎さんが進行を務めていた深夜番組を、何となく観ていたら、このバンドが出演されていたんです。
"珈琲" Clingon
→https://youtu.be/q_-Ck1GS-i8
Clingonは1994年に大阪で結成されたバンドでして、長い下積みを乗り越え、2000年になってメジャー・デビューを飾ります。
番組名などは全く覚えていないのですが、兎にも角にも、70年代の匂いとソウル・テイストのピアノ・ロック、そして何よりもこの日本語詞に心を鷲掴みにされてしまいました。
案外きれいなもんじゃないよね
恋に揺れる君の瞳は
ソーダ水飲み干してから
僕はさっと席を立つ
僕はさっと席を去る
店を出てからは
自分の冷たさに気がついて
次の感動を求める
でも君を追いかけることはできないよ
一体何を考えて皆さんは恋をするのでしょう
苦い恋はミルクと砂糖を混ぜて
一気に飲み干すのでしょう
皆さんは飲み干すのでしょう
本棚の一番右端に置いたその恋は
君によく似た人がゆらゆら揺れている
電気を消して
店での出来事を思い出して
次の感動を求める
でも君を追いかけることはできないよ
案外きれいなもんじゃないよね
恋に揺れる君の瞳は
ソーダ水飲み干してから
僕はさっと席を立つ
僕はさっと席を去る
案外きれいなもんじゃないよね
恋に揺れる君の瞳は
苦い恋はミルクと砂糖を混ぜて
一気に飲み干すのでしょう
皆さんは飲み干すのでしょう
"本棚の一番右端に置いたその恋は~" 、"苦い恋はミルクと砂糖を混ぜて一気に飲み干すのでしょう♪" ...切ないメロディと秀逸な詞が程良くブレンドされた名曲かと (^^♪
"Clingon 2004.3.3 OA"
→https://youtu.be/JOAeKpISpFw
2002年にはメジャーとの契約が切れ、2003年にインディーズで作品を残すも一時期活動休止を挟んで、現在も活動されているとかいないとか (^^;)
コーヒー通には邪道かもしれませんが、でかいマグカップに牛乳をたっぷり入れたコーヒーが大好きな私は、やはり血筋なんでしょう。
因みに、Clingonには "紅茶" という楽曲もあります