自分好みの大好きな音楽を、思い出や思い込みを絡めて好き勝手に綴っていきます。80年代の洋楽が多くなりそうです。

ルシアン・ヒルの上で

CATEGORYRED WARRIORS

ルシアン・ヒルの上で / RED WARRIORS(1987)

RUSSIAN HILL NO UEDE RUSSIAN HILL NO UEDE _back


今回ご紹介させていただくバンドの作品は、RED WARRIORS3枚目のシングル(Maxiシングル)「ルシアン・ヒルの上で」となります。

本ブログで何度か綴らせていただいておりますが、私は若かりし頃、レンタルビデオ屋さんでアルバイトをしていました。

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根っからのおバカな私...小林ひとみさん辺りが全盛期だった頃 (*'ω'*)

私の楽しみは、映画を片っ端から観れたことの他に、店内に流れている有線放送を聴くことでした。色んなジャンルのチャンネルがありましたが、やはり醍醐味はリクエスト・チャンネル! バイト仲間と、お店から電話をかけてリクエストするんですが、そのバイト仲間が、ある日この曲をリクエストしたんです。

 "ルシアン・ヒルの上で"
  →https://youtu.be/2Txk-i3cWIo

Good-Bye 俺達の
小さな傷あとと
かなうはずのない
夢に乾杯さ
ルシアン・ヒルの上で
置き去りにされた
Sweet little memory

いけない遊びばかりで
はしゃいでいたスクール・デイズ Oh,baby
まるで
昨日の出来事みたいさ
日ごとにやつれたお前
思い出すたびにいつも
ここへ来るのさ

ちっぽけな街の片隅で
世界を見つめていた俺達
恐れるものなんて
何ひとつないと
思ってたのさ

Good-Bye 俺達の
小さな傷あとと
かなうはずのない
夢に乾杯さ
ルシアン・ヒルの上で
置き去りにされた
Sweet litte memory
Oh yeah...So far away...

キャンディ・ストアの前で
空っぽのサイフの中
のぞいて苦笑いをしてた
あの頃から
何もなかったように
月日は流れてもまだ俺は
夢を見てる

いつかまたここに座って
昔の話でもしたいのさ
もう一度行きたいと
いつも話してた
この丘の上で

Good-Bye 俺達の
小さな傷あとと
かなうはずのない
夢に乾杯さ
ルシアン・ヒルの上で
置き去りにされた
Sweet little memory

Good-Bye 俺達の
小さな傷あとと
かなうはずのない
夢に乾杯さ
ルシアン・ヒルの上で
置き去りにされた
Sweet little memory
Oh yeah...So far away...

これが、私とRED WARRIORSの出会いとなる訳ですが、もう刺さりました。単純な私はグサリと胸を刺されてしまいました。最近はバラエティー番組などで、面白いオッサンと化していますが、私はダイアモンド☆ユカイさんの、この声と哀愁の切ないメロディに、一発でやられてしまいました (^^♪

 "ルシアンヒルの上で~88年 新都市ホール"
  →https://youtu.be/0UFcsjTz_NI

RUSSIAN HILL NO UEDE 002

当時は、このレコード(12インチ・シングル)を購入して聴きまくり、ちょいと遡ってデビュー・アルバム「LESSON 1(1986)」も、すぐに聴く事になります。ダイアモンド☆ユカイさんの声もそうですが、木暮 "SHÄKE" 武彦さんのロック・ギタリストとしての佇まいが何とも堪らなく感じてしまい、しばらく大ハマりしていました。

木暮さんは、その昔、女性ボーカルのバンドを組んでいました。そんな彼女とは恋仲でもありましたが、二人でアメリカ・デビューを目指すも、夢半ばで帰国することになります。サンフランシスコには、実際にルシアン・ヒルという場所がありますが、二人がそこを訪れたのかどうかは別として、その時のことを歌ったのが "ルシアン・ヒルの上で" と言われています。

RUSSIAN HILL NO UEDE 003

でも、その女性ボーカルのバンドは、見事!国内デビューを果たすのですが、諸々すったもんだした挙句、木暮さんは事実上の解雇となり、バンドを脱退することになります。ところが、このバンドは、ガッツリ方向性を変えて再出発し、大ブレイクするもんだから世の中何が起こるかわかりません。でもですね、結局、木暮さんとその女性ボーカルはご結婚され、お子様も授かり、ああ、良かった、良かったとなったのですが...

 "フレンズ" REBECCA
  →https://youtu.be/0AlITEvgs1Y

まぁ、バンドを抜けた1985年に、彼はRED WARRIORSを結成し、次のようなカッコいいロック・サウンドを世に放ってくれる訳ですから、良かったんじゃないのかな。

 "ROLLING DOWN THE STREET~Live"
  →https://youtu.be/Ak0Y8nVhboo

因みに、1985年にリリースされたREBECCAの "フレンズ" も、二人で渡米していた頃を歌った曲だとか...ハハハ、何だかな、こそばゆい。

●Tracks

01.ルシアン・ヒルの上で
02.ROLLING DOWN THE STREET
03.WILD AND VAIN

●Personnel

田所豊(ダイアモンド☆ユカイ) - Vocals
木暮武彦(SHÄKE) - Guitars
小川清史 - Bass
小沼達也(COMMA) - Drums

Producer - 木暮武彦、宗清裕之

COMMENTS

2Comments

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SMO

REDS

こんにちは。
REDSは大好きなバンドで全アルバム聴いています。ユカイのキャラのせいで、一見派手なロックンロールバンドですが、シャケの使うコードがメジャー7thなんかでお洒落で、そのせいか音がかっこいいバンドですよね。ファースト出た時、一発でやられました。シャケはその後プログレバンドを始めて、なるほどと思いました。昔知ったかぶりの友人が「ストーンズのコピーバンドやね」と揶揄し、「オマエにはこのお洒落な音使いわからんやろ」と口論になったことがあります(笑)

  • 2023/03/18 (Sat) 14:43
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管理人

管理人

SMOさんへ

こんばんは♪
コメントありがとうございます。
そうなんですよ、木暮さんって、幅広い音楽性をお持ちな方で、ライブでは
"21世紀の精神異常者"を演ったりなんかして、只者じゃないなと思った次第。
でも、SMOさんがREDSをお好きだなんて、何だか嬉しいですね。

  • 2023/03/19 (Sun) 00:53
  • REPLY