ISOLATION
ISOLATION / TOTO(1984)
今回ご紹介させていただくバンドのアルバムは、TOTO5枚目のアルバム「ISOLATION」となります。
唐突ではございますが、私は子供の頃から "シール" が大好きでして、特にお菓子などにオマケでついてくる非売品が堪らなく好きだった子供。
マーブルチョコの筒の中に張り付いて取り出しにくいシールだったり、板ガムに巻いてあるペラッペラの転写シールは、柿の種の空き缶に山ほど貯め込んでいました。友達の家に遊びにいきますと、ベビータンスにシールが無造作に貼ってあるのをよく見かけたりしましたが、子供心に何とも言えない "もったいない感" を感じていました (*'ω'*)
某ヘビーメタル専門誌のこういう付録も手放せないですし、今現在も、ついつい貯め込んでしまう私 (-_-;)
さて、私のどうしようもないブログもお陰様で3年目に突入していますが、今回が初TOTOとなります。薄口専門ブログですので、こんな高尚なバンドを綴らせていただくのは、非常におこがましく感じつつも、先日 jackteraさんのブログにてSMOさんとのやりとりを拝読し、1985年の日本武道館を思い出してしまいました (*^^*)
"Fergie Frederiksen Toto Isolation 1985 Live Soundcheck"
→https://youtu.be/b9HpLIslm3c
誤解を恐れずに申し上げますと、私はTOTOの作品の中では、本作「ISOLATION」がダントツで一番好きなアルバムとなります。Fergie Frederiksenの素晴らしい歌声に魅せられて LE ROUX に遡ったりもしましたが、ナント言いましても、80年代のド真ん中を通ってきた私のツボ、琴線に触れまくる楽曲で埋め尽くされていたからなんです !(^^)!
"CARMEN"
→https://youtu.be/o36U2oQsLu4
"STRANGER IN TOWN"
→https://youtu.be/RSeldKAqM-w
彼らは、典型的なAORサウンドなどと評されていますが、AORと呼ばれている作品は、ロック色の強い楽曲が全体の2、3曲程度(または掴みのリーダートラックのみ)で、残りは大人のしっとりとした通好みの楽曲で占められているものが多い。と、感じているのは私だけかもしれませんが、その大人のしっとり系は、どうしても飽きてしまう私
"ANGEL DON'T CRY"
→https://youtu.be/TSCxoxQA77M
"HOW DOES IT FEEL"
→https://youtu.be/p_UnS4Djlsk
ところが、本作はキャッチーなメロディと、適度にヘビーなハードロック・サウンド、そして、ソリッドなリズムに加えて、ふんだんに散りばめられた80年代テイスト、優れたミュージシャンによる演奏...私には非の打ち所がない産業ロックでした (^^)v
"ISOLATION"
→https://youtu.be/1SVjI0SV1Gg
"MR. FRIENDLY"
→https://youtu.be/BLfzijdUIFU
しかしながら、全米アルバムチャート第4位、グラミー賞6部門受賞の前作「TOTOⅣ 聖なる剣(1982)」から2年振りのリリースとなった本作は、第42位とチャートアクションは振るわず、Bobby KimballのいないキラキラTOTOは、まわりからドン引きされてしまったようです。でも、私には次のような楽曲がもう堪りません (^^♪
"ENDLESS"
→https://youtu.be/cAzBCmvNy4M
ちょっと珍しい帯。そして当然ながら、こういうオマケに弱い私...CD、ちっちゃ!
本作と、西新宿のキニーで購入した1985年の武道館ライブ音源(「ISOLATION」から7曲も演奏!)は、今でも普通に聴きまくっています!
その他のTOTO関連の作品は、また改めてご紹介できればと。
● Tracks
01.CARMEN (David Paich, Jeff Porcaro)
02.LION (Bobby Kimball, David Paich)
03.STRANGER IN TOWN (David Paich, Jeff Porcaro)
04.ANGEL DON'T CRY (Fergie Frederiksen, David Paich)
05.HOW DOES IT FEEL (Steve Lukather)
06.ENDLESS (David Paich)
07.ISOLATION (Fergie Frederiksen, Steve Lukather, David Paich)
08.MR. FRIENDLY (Fergie Frederiksen, Lukather, David Paich, Jeff Porcaro, Mike Porcaro)
09.CHANGE OF HEART (Fergie Frederiksen, David Paich)
10.HOLYANNA (David Paich, Jeff Porcaro)
●Personnel
Fergie Frederiksen – Lead Vocals (tracks 1, 2, 4, 6–9), Backing Vocals
Steve Lukather – Guitars, Backing Vocals, Lead Vocals (track 5)
David Paich – Keyboards, Backing Vocals, Lead Vocals (tracks 1, 3, 10), Orchestral Arrangements (tracks 5, 9)
Steve Porcaro – Keyboards, Electronic sounds
Mike Porcaro – Bass
Jeff Porcaro – Drums, Percussion
Mike Cotten – Additional Synthesizers (track 3)
Lenny Castro – Congas, Percussion
Joe Porcaro – Percussion
Tom Scott – Saxophones
Chuck Findley – Trumpet
Jerry Hey – Trumpet, Horn Arrangements (track 2)
James Newton Howard – Orchestral Arrangements and Conductor (tracks 5, 9)
Marty Paich – Conductor (tracks 5, 9)
The London Symphony Orchestra – Strings (tracks 5, 9)
Bobby Kimball – Recorded but scrapped Lead Vocals (tracks 1, 2, 6, 9), Backing Vocals (tracks 2, 3, 10)
Gene Morford – bass vocal (track 3)
Tom Kelly – Backing Vocals (track 5)
Richard Page – Backing Vocals (track 5)
Produced by TOTO