自分好みの大好きな音楽を、思い出や思い込みを絡めて好き勝手に綴っていきます。80年代の洋楽が多くなりそうです。

THE BOYS ARE BACK IN TOWN

CATEGORYTHIN LIZZY

THE BOYS ARE BACK IN TOWN / THIN LIZZY(2022)

THE BOYS ARE BACK IN TOWN THE BOYS ARE BACK IN TOWN _back


今回ご紹介させていただくバンドの作品は、「SONGS FOR WHILE I'M AWAY」 + 「THE BOYS ARE BACK IN TOWN ヤツらは町へ LIVE AT THE SYDNEY OPERA HOUSE OCTOBER 1978」となります。

以前にご紹介させていただだきましたバンド、TYGERS OF PAN TANGに在籍していたJohn Sykes(Gt)を追いかけて、 THIN LIZZY の「THUNDER AND LIGHTNING(1983)」と出会います。実際、「THUNDER AND~」はリアルタイムでもありましたが、ほぼ同時期に聴いたGary Mooreの「CORRIDORSOFPOWER 大いなる野望(1982)」にハマっていたこともあり、私のTHIN LIZZY遡りの旅が始まりました...がっ!

 "THE BOYS ARE BACK IN TOWN ヤツらは町へ"
  →https://youtu.be/5_xqb416S7o

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彼らのメタリックな作品から入ったことや、当時はGary Mooreもハードロックでしたし、私もメタリックな作品を好んで聴いていた時期だったことから、音だけ聴いた70年代のTHIN LIZZYは物足りなさを感じてしまったのが正直なところ (^^;)

 "BAD REPUTATION"
  →https://youtu.be/gqSzDJGFCgI

 "WAITING FOR AN ALIBI アリバイ"
  →https://youtu.be/4_MujdUYGJs

何枚か貸レコード屋さんから借りてきたアルバムは、カセット・テープに録って、ろくに聴かずにそのまま放置されることに (*'ω'*)

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何年か経ったある日、中古レコード屋さん巡りにて立ち寄ったお店で、この映像が流れていたんです。

 "THE BOYS ARE BACK IN TOWN ヤツらは町へ live Sydney Opera 1978"
  →https://youtu.be/_5i21Ah1QrQ

THIN LIZZYにとって初のオーストラリア・ツアーで収録された本ライブは、かねてよりGary Moore在籍中の貴重な映像として知られていましたが、もうあまりのカッコ良さに、店内でブラウン管に釘付けとなってしまいました (^^♪

 "BAD REPUTATION live Sydney Opera 1978"
  →https://youtu.be/UKaVwqoFbiE

この時期、Brian Downey(Dr)がご家庭の事情でバンドを一時期離れていたため、代役を立ててのツアーでしたが、このMark Nauseefという方、只者ではありません。Ronnie James Dio率いるELFやIAN GILLAN BANDなどで叩いていた経歴もあるニューヨークのセッション・ドラマーでしたが、ズシッとくるこの太鼓の音のTHIN LIZZYは、この時期だけのもの。因みに、このあと、G-FORCEの唯一作でも叩いていらっしゃいます。

 "WAITING FOR AN ALIBI アリバイ live Sydney Opera 1978"
  →https://youtu.be/b3WEmc9UoKE

名盤「BLACK ROSE:A ROCK LEGEND(1979)」に収録される名曲ですが、まだリリースされる前のお披露目にもかかわらず、Scott GorhamとGary Mooreの息の合った演奏は鳥肌モノです !(^^)!

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中古の輸入盤VHSをその場で購入。テープが伸びるまで繰り返し観て、その後、輸入盤のDVDを購入したらリージョン1でビックリ。国内盤DVDを買い直し、その音源をCD化したものまで購入して、現在も尚、観て聴き続けている宝物でした。

放置していた「JAILBREAK 脱獄(1976)」、「JOHNNY THE FOX サギ師ジョニー(1976)」、「BAD REPUTATION 悪名(1977)」と、正に彼ら最盛期のアルバム(カセット・テープ)も引っ張り出して、聴き直したのは言うまでもありません。

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今回ご紹介させていただいた作品は、その「THE BOYS ARE BACK IN TOWN」に未発表映像が5曲追加されたものと、2021年に海外で劇場公開されたPhil Lynottのドキュメンタリー映画がカップリングされた、私的には感涙の企画もの (ノД`)・゜・。

 "Phil Lynott - Songs For While I'm Away official trailer"
  →https://youtu.be/6-L7LyBcdUk

Phil Lynottの生涯と音楽を振り返るドキュメンタリー作品でして、作中のインタビューにはMidge Ure、Darren Wharton、Scott Gorham、Adam Clayton、Huey Lewis、James Hetfieldらのほか、元奥様や二人の娘さんも出演されています。ラストの方で、 Huey Lewis が、"Philの作った曲はPhilにしか歌えない" と言っていましたが、まさにその通りかと アールくん涙

その他のTHIN LIZZY関連の作品は、また改めてご紹介できればと。

●Tracks

・Blu-Ray

『Phil Lynott - SONGS FOR WHILE I'M AWAY』 113 minute documentary

・DVD

「THE BOYS ARE BACK IN TOWN LIVE AT THE SYDNEY OPERA HOUSE OCTOBER 1978」

01.JAILBREAK 脱獄
02.BAD REPUTATION
03.WAITING FOR AN ALIBI アリバイ
04.COWBOY SONG
05.THE BOYS ARE BACK IN TOWN ヤツらは町へ
06.ARE YOU READY
07.ME AND THE BOYS
08.BABY DRIVES ME CRAZY

-Lost Sydney Performances-

01.WARRIOURS
02.DON'T BELIEVE A WORD 甘い言葉に気をつけろ
03.STILL IN LOVE WITH YOU それでも君を
04.JOHNNY THE FOX MEETS JIMMY THE WEED サギ師ジョニーとヤクザのジミー
05.SUICIDE 自殺

・CD

「THE BOYS ARE BACK IN TOWN LIVE AT THE SYDNEY OPERA HOUSE OCTOBER 1978」

01.JAILBREAK 脱獄
02.BAD REPUTATION
03.WARRIOURS
04.DON'T BELIEVE A WORD 甘い言葉に気をつけろ
05.WAITING FOR AN ALIBI アリバイ
06.STILL IN LOVE WITH YOU それでも君を
07.JOHNNY THE FOX MEETS JIMMY THE WEED サギ師ジョニーとヤクザのジミー
08.COWBOY SONG
09.THE BOYS ARE BACK IN TOWN
10.SUICIDE 自殺
11.ARE YOU READY
12.BABY DRIVES ME CRAZY
13.ME AND THE BOYS

●Personnel(DVD・CD)

Phil Lynott – Bass, Vocals
Scott Gorham – Guitars, Backing Vocals
Gary Moore – Guitars, Backing Vocals
Mark Nauseef – Drums

COMMENTS

6Comments

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グラハムボネ太郎

見ましたねぇ

あの頃はビデオなんて高かったからバンドのライブ映像なんてあんまり見る機会もなかった。
それでも動くTHIN LIZZYを見たくてこのビデオを買った記憶あります。
正規盤だったのか、ユアーズだったかは全く記憶ないけど、、、。
結局、めちゃくちゃかっこよかったのはフィルの姿ですね!

  • 2023/03/28 (Tue) 07:09
  • REPLY
管理人

管理人

グラハムボネ太郎さんへ

エアーズの、下手したら顔の判別ができない様な粗い映像でも、我々には貴重でしたよね。
ホントはゲイリー ムーア目当てだったのに、フィルの歌と立ち振る舞い、アクションが
一番かっこいいんだよなぁ。あっ、映画で言ってましたが、ベースにミラーをつけて光を
反射させるフィルのオハコは、スレイドのノディ ホルダーの帽子のピカピカからヒントを
得たそうです^ ^

  • 2023/03/28 (Tue) 08:50
  • REPLY

ももPAPA

やはりこのバンドは、フィル・リノット(ライノット)ありきですよね。
他のバンドにはないあの 醸し出す雰囲気がたまらないです。
スタジオテイクもいいけど、LIVEも素晴らしいですね。♪

管理人

管理人

ももPAPAさんへ

こんばんは♪

ホント、このバンドは独特ですよね。フィルの存在感もそうですが、サウンドの方も
唯一無二! こんなバンドは2度と現れないんじゃないかなと。ゲイリー ムーアと
スコット ゴーハムの美しいツイン リードのメロディも堪りません!

  • 2023/03/29 (Wed) 00:24
  • REPLY

ギターマジシャン

シン・リジィ

ゲイリー・ムーアの最初のソロアルバムにシン・リジィのメンバーも参加していたり、ゲイリーも加入したり抜けたりと解説に書いてあったのが、シン・リジィを知ったきっかけで、すぐに「ブラック・ローズ」がヒットして、過去の曲も聴きました。

来日前にゲイリーが脱退して、ミッジ・ユーロが代役、その後もスノウィー・ホワイトが出入りしたり、落ち着かなかったですが、ゲイリー大好きフォロワーのジョン・サイクスの加入には妙に納得していました。

  • 2023/03/30 (Thu) 00:12
  • REPLY
管理人

管理人

ギターマジシャンさんへ

シン リジーはアメリカ進出のチャンスを2回逃していて、ひとつは“ヤツらは町へ”がアメリカでやっと売れた時に、フィルが肝炎となってしまい、アメリカ ツアーを直前でキャンセルした時。もうひとつは、名盤「ブラック ローズ」リリース後のアメリカ ツアーの直前にゲイリー ムーアが脱退してしまった時だそうです。

それこそゲイリー ムーアとは、アイルランドでのスキッドロウからの朋友であったにも関わらず、落ち着かない関係でしたよね。でも、最後の最後に仲直りをして、名曲“アウト イン ザ フィールド”が生まれたのは良かったなぁと。

  • 2023/03/30 (Thu) 06:59
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