KEEPER OF THE SEVEN KEYS Part Ⅰ
KEEPER OF THE SEVEN KEYS Part Ⅰ / HELLOWEEN(1987)
今回ご紹介させていただくバンドのアルバムは、
HELLOWEEN
2枚目のスタジオ・アルバム「KEEPER OF THE SEVEN KEYS
Part Ⅰ 守護神伝 -第一章-」となります。
本日は、実家に家族全員で遊びに行ってきました。この "家族全員" ってやつが、実に3年振りとなりまして、親の顔もよ~く見ましたら、だいぶ老け込んでいましたし、何だか感慨深いものがありました。仏壇に手を合わせて、皆で食事をしてって、ホントたわいもない事ですが、まぁ、大事なことなんだなぁと、しみじみ思った次第。
"なんてね♪"
さて、私が実家に行く楽しみのひとつは、断腸の思いで避難させているレコード(お宝)ラックを確認することでして、もちろん今回もガサガサ、ゴソゴソとやってきました。
出てきましたね~。リアルタイムで80年代を通って来られたHR/HM同好の方々は、これを聴いて、新しい時代の音を感じた人、多いんじゃないでしょうか?
"I'M ALIVE"
→https://youtu.be/2wYnAYfGgTg
デビュー・ミニ・アルバム「HELLOWEEN」、1stフル・アルバム「WALLS OF JERICHO」、シングル「JUDAS」と正統派のパワー・メタルで攻め抜いてきたところに、ここで当時まだ若干17歳の天才ボーカリストMichael Kiskeを迎え入れます (^^)v
"TWILIGHT OF THE GODS"
→https://youtu.be/qk-FNnMzVAY
正直、Kai Hansenでは楽曲によって物足りなさを感じるところもありましたが、この表現力豊かなMichael Kiskeの加入によって、欧州特有のマイナーな哀愁感とドラマティックなバンド・サウンドに磨きがかかったのは言うまでもありません。
"FUTURE WORLD"
→https://youtu.be/gwzFA-Y4qOI
的を得たと言いますか、琴線に触れるとでも言いますか、ヘビーメタルの美味しいところを、メロディアス、そしてスピーディーにまとめ上げるメロディ・センスは、ただただ脱帽もの!
LP盤は見開きジャケットでした!
そして、本作には80年代のHR/HM史上、屈指の名曲が仕込まれています!!
"HALLOWEEN"
→https://youtu.be/LBvGfM-YFy4
特に日本では圧倒的な支持を受けてきたジャーマン・メタルのイメージをイイ意味で一変させたばかりでなく、メロディック・パワーメタル、メロディック・スピード・メタルという新しい音を作り出した名盤となります。
「守護神伝 -第一章-」...これにPartⅡがあるなんて、「うぉぉぉ!早く聴きてぇぇぇ!」と叫んでいた若かりし頃。その「守護神伝 -第二章-」は、また改めてご紹介できればと。
最後はオマケとなります。現在のHELLOWEENとその仲間たちってな感じですが、妙なアレンジをせずに、オリジナルに忠実で、尚且つ圧巻のパフォーマンス! 声もしっかり出ています。容姿はだいぶ変わりましたが、私、鳥肌立っています (^^♪
"HALLOWEEN"
→https://youtu.be/VAVeG4KS0JM
●Tracks
1.INTIATION
2.I'M ALIVE
3.A LITTLE TIME
4.TWILIGHT OF THE GODS
5.A TALE THAT WASN'T RIGHT
6.FUTURE WORLD
7.HALLOWEEN
8.FOLLOW THE SIGN
●Personnel
Michael Kiske - Vocals
Kai Hansen - Guitar, Front Cover Concept, Backing Vocals
Michael Weikath - Guitar, Keyboards, Backing Vocals
Markus Grosskopf - Bass, Backing Vocals
Ingo Schwichtenberg - Drums
Producer - Tommy Newton
Co-Producer - Tommy Hansen