OPEN FIRE
OPEN FIRE / Y&T(1985)
今回ご紹介させていただくバンドのアルバムは、
Y&T
のライブ・アルバム「OPEN FIRE」となります。
唐突ですが、私は時折、以下の様なハードロックが無性に聴きたくなります。
"FOREVER"
→https://youtu.be/jsxqZCyE5HU
"RESCUE ME"
→https://youtu.be/v3jfHengziw
激しくも美しく、かつ物悲しいメロディ...物凄く好き (^^♪
本作は私のY&Tお初となった作品でして、以前より、各雑誌やTV番組などで、MASA ITOH御大が褒めちぎっていたバンドだったこともあり、じゃあという事で触手を伸ばした次第。
ロンドンやサンフランシスコなどでのライブ・テイクを集めた彼ら初のライブ・アルバムで、スタジオ・テイクの "SUMMERTIME GIRLS" が1曲だけ収録されている変則的な作品でした。この曲だけがポップ・メタル然としたキャッチーなナンバーで、少々浮いてしまっているのは否めませんが、彼らの最大のヒット・シングルにもなっています。でも曲順は、一番最後とかに配置すればいいのに、真ん中ってどうなんでしょうね (*'ω'*)
"SUMMERTIME GIRLS"
→https://youtu.be/XQylSkFbN7U
目の保養にもなるPVが物語っていますが、彼らは1972年頃、カリフォルニア州はオークランドで結成されたバンドでして、1974年からバンド名をYESTERDAY&TODAYとして活動を始めています。由来は、THE BEATLESのアルバム「 YESTERDAY&TODAY」からとそのまんま。
米西海岸におけるアメリカンHR/HMバンドの先駆者としてはVAN HALENがかなり別格のところにいますが、同世代の Y&Tは随分と過小評価されてきたバンド。因みに1981年、レーベルを移籍した際にバンド名をY&Tに改め、ここから彼らの素晴らしい作品がリリースされることになります。で、過小評価の件に話しを戻しますと、その所属していたA&Mが、彼らを売り出すことに余り積極的ではなかったという理由が大きなところとなりますが、当時、ルックスやヴィジュアルが悪いからだと酷い事も言われていました (;^_^A
ライターの火は、おそらくコンプラの関係上NG?となって、一時期このジャケットに差し替えられていました。
"OPEN FIRE(Live)"
→https://youtu.be/MY6Z-23pKIY
ルックスやコンプラなど関係無しに、私は、このライブ音源での熱い哀愁のメロディと、Dave Menikettiの奏でる泣き節に酔いしれてしまいました。
"RESCUE ME(Live)"
→https://youtu.be/WRKMbiqhnIw
"FOREVER(Live)"
→https://youtu.be/faq_NZtuNus
"I BELIEVE IN YOU(Live)"
→https://youtu.be/Q72f7BLv-3g
でも、以前、綴らせていただいたアルバム「
TEN
」の記事をご覧になっていただくとわかりますが、この後、彼らは売れる為に、不細工なメンバーふたりを追い出してしまいます...おいおい
その他のY&Tの作品は、また改めてご紹介できればと。
●Tracks
01.OPEN FIRE
02.GO FOR THE THROAT
03.25 HOURS A DAY
04.RESCUE ME
05.SUMMERTIME GIRLS(Studio Version)
06.FOREVER
07.BARROOM BOOGIE
08.I BELEVE IN YOU
●Personnel
Dave Meniketti – Vocals, Guitar
Joey Alves – Guitar, Vocals
Phil Kennemore – Bass, Vocals
Leonard Haze – Drums, Percussion
John Nymann, Bill Costa – Backing Vocals
Producer - Scott Boorey, Y&T, Kevin Beamish(on track 5)