『私的・温故知新録43』 LED ZEPPELIN
LED ZEPPELIN / LED ZEPPELIN(1969)
今回ご紹介させていただくバンドのアルバムは、LED ZEPPELIN(以下、ZEP)のデビュー・アルバム「LED ZEPPELIN」
となります。
唐突ですが、私はこんな昭和な子供でした (*'ω'*)
奥に見えるのが、幼い頃住んでいた木造平屋建ての我が家で、縁側がある家でしたね。
友達と一緒に頭に乗せているのは、縁日で買ってもらったウルトラマンのお面で、かなり大切にしていた記憶があります。それでも使い古してきますと、ゴム紐がビロンビロンに伸びて短く結んだり、ペラペラのお面ですから、端が割れてきたりして痛くすることになります。
そんな時の、私のスーパー・アイテムがコレ!
セロテープ(呼称は地域それぞれかと)! 兎にも角にも、私の補修(くっつける)アイテムは何でもかんでも、このセロテープでして、紙モノは当然として、三輪車の "パフ~♪" って鳴るホーンが取れた時も、セロテープでガチガチに固定していました(すぐに取れましたが)。3、4歳の頃でしたから、親もやりたい放題やらせてくれていたんでしょうね。そんなことからか工作好きに発展していき、夢中で観ていたテレビ番組がコレ!
『できるかな』
→https://youtu.be/2p51e0N0iuI
NHK教育テレビ(3ちゃん)で放送されていた子供向けの工作番組でしたが、何でも作ってしまうノッポさんとおっちょこちょいのゴン太くんが、無言で遊んでいるところを、声優のおねえさんがナレーション(おしゃべり)していくといった内容。何と言いましても、ノッポさんが周りにある身近な素材で工作していくところが、子供ながらにそそられていました (*^^*)
因みに、番組名は『できるかな』なんですが、どうしても「でっきるかな」と言ってしまうのは私だけでしょうか?
"COMMUNICATION BREAKDOWN (Japanese TV 1969)"
→https://youtu.be/XX8YsJ0TbMc
それから十数年経って、私はハードロック、ヘビーメタルに夢中になっていました。当然ながら遡って聴いたZEPは、「移民の歌」と「天国への階段」の2曲は抱き合わせで耳に入ってきてはいましたが、HR/HMの先駆者を腰を据えて聴こうと思ったのは、DEEP PURPLEに続いてのバンドでした。
"GOOD TIMES BAD TIMES"
→https://youtu.be/TA9Rec1qAFQ
そんなある日、友人とロック談義をしていましたら、こんな事を聞いてきたんです。
友人:「あのさ、『できるかな』のノッポさんてさ、Jimmy Pageに似てない? っていうか本人じゃないかと思うんだけど」
私 :「えっ? 『でっきるかな』のノッポさん? おいおい、そんな訳ないだろ」
とか言いながら、気になってしまった私は、インターネットなんて無い時代ですからね、実際に夕方の再放送を確認することに...
心の声:「えっ?! ...ジ、Jimmy Page本人か?」
我々世代のあるあるネタです (;^_^A
ZEPは、しっかりと本題の1stアルバムから聴き込みましたが、当時、私にはまだまだ背伸びのハードロックで、少々難解でした。でも、静と動の対比が美しく、ダイナミックでドラマチックに展開する次曲に胸を打たれます (^^♪
"BABE I'M GONNA LEAVE YOU ゴナ・リーヴ・ユー"
→https://youtu.be/zX_wwlIZ6ko
随分経ってから、女性フォークシンガー?のカバーと知りますが、お陰様で、私の中でのZEP BEST5に入る名曲となります。
"BABE I'M GONNA LEAVE YOU ゴナ・リーヴ・ユー"
→https://youtu.be/aMRJSXHJ8ok
ノッポさ~ん! 私は、あなたのお陰でモノづくりが大好きな大人になりました。そして、同じくセロテープべッタベタの分身もいますよ~ !(^^)! 本当にありがとうございました。 R.I.P.
ZEPのその他の関連作品は、また改めてご紹介できればと。
●Tracks
01.GOOD TIMES BAD TIMES
02.BABE I'M GONNA LEAVE YOU ゴナ・リーヴ・ユー
03.YOU SHOOK ME
04.DAZED AND CONFUSED 幻惑されて
05.YOUR TIME IS GONNA COME 時が来たりて
06.BLACK MOUNTAIN SIDE
07.COMMUNICATION BREAKDOWN
08.I CAN'T QUIT YOU BABY 君から離れられない
09.HOW MANY MORE TIMES
●Personnel
Robert Plant – Vocals, Harmonica
Jimmy Page – Guitars, Backing vocal
John Paul Jones – Bass, Organ, Backing Vocal
John Bonham – Drums, Timpani, Backing Vocal
Viram Jasani – Tabla on "BLACK MOUNTAIN SIDE"
Producer - Jimmy Page