自分好みの大好きな音楽を、思い出や思い込みを絡めて好き勝手に綴っていきます。80年代の洋楽が多くなりそうです。

KEEPER OF THE SEVEN KEYS Part Ⅱ

CATEGORYHELLOWEEN

KEEPER OF THE SEVEN KEYS Part Ⅱ / HELLOWEEN(1988)

KEEPER OF THE SEVEN KEYS 2 KEEPER OF THE SEVEN KEYS 2 _back


今回ご紹介させていただくバンドのアルバムは、 HELLOWEEN 3枚目のスタジオ・アルバム「KEEPER OF THE SEVEN KEYS Part Ⅱ 守護神伝 -第二章-」となります。

私は子供の頃から映画が大好きでして、時折この薄口ブログでもお気に入りの作品を綴らせていただいております。学生の頃、レンタルビデオ屋さんでアルバイトをしていた頃に、邦画、洋画、ジャンル問わずに、片っ端から観てましたので、こんな映画も結構好きだったりします (*'ω'*)

こんな映画と言いますか、John Carpenter監督の作品が好きなんですよねぇ。どれも甲乙つけがたいんですが、やっぱり『遊星からの物体X THE THING(1982)』が僅差で1番かな。まぁ、『遊星からの~』含め、その他の作品はまた改めてご紹介できればと って、まだ締めではございません。

KEEPER OF THE SEVEN KEYS 2 002

 "Halloween" 1978 Original Movie Trailer (HD)
  →https://youtu.be/xHuOtLTQ_1I

1963年ハロウィンの夜、架空の町ハドンフィールドで、ホラー映画ではお約束のお色気シーンから物語が始まります。
そこから殺人鬼の目線で映像が流れ、家に侵入、台所から包丁を取り出し、2階に上がっていきなり若い女性を滅多刺しにしてしまいます。その殺人鬼の目線のまま、階段を下りて屋外に出たところで、クルマから降りてきた人にかぶっていたマスクを取られます。そこから現れたのは、まだ幼い6歳の男の子で、名はマイケル・マイヤーズ! 手に握っていた包丁で理由もなく刺した女性は、彼の姉ジュディスだったんです。※マスクを取ったのは彼の両親。

そんなショッキングな掴みから、マイケルはその後15年間、精神病院に収容されているという設定で本筋に流れていきます。1978年10月30日、マイケルの精神科医であるサミュエル・ルーミス(Donald Pleasence)と看護師が裁判所での聴聞にマイケルを連れて行くために精神病院に到着します。ルーミス医師は長年の診察・聴聞の結果からマイケルが二度と精神病院から解放されないことを望んでいました。それはマイケルが激ヤバのサイコキラーである事を唯一見抜いていたからで...しかし、どういう訳か?マイケルは精神病院から抜け出し、彼らの車を盗んで逃走。

故郷のハドンフィールドへ戻る途中で、つなぎの作業服欲しさに修理工を簡単に殺し、地元に戻ると、マイケルはあの白い無表情のマスクを金物屋から盗み出します。さて、白マスクにつなぎの作業服とマイケルの正装が仕上がったところで、ハロウィンの夜に恐ろしい惨劇が始まる事に...

本作では、マイケルの妹ローリー役で初々しいJamie Lee Curtisが出演していますが、この後の『HALLOWEENシリーズ』でルーミス医師と共に死闘を繰り広げる事になります。因みにJamie Lee Curtisは、この後、ホラー映画に引っ張りだことなり、「絶叫クイーン」「悲鳴の女王」といった異名を取るのは、つとに有名なお話かと (*^^*)

KEEPER OF THE SEVEN KEYS 2 004

 "I WANT OUT"
  →https://youtu.be/FjV8SHjHvHk

前作の「 KEEPER OF THE SEVEN KEYS Part Ⅰ 守護神伝 -第一章- 」を聴いてひっくり返ってからというもの、ホント待ちわび、待ち焦がれていましたが、その期待を大きく上回り、悶絶級の楽曲群はただただ感涙ものでした アールくん笑顔

KEEPER OF THE SEVEN KEYS 2 005

 "EAGLE FLY FREE"
  →https://youtu.be/rKReoD7Y_wk

 "DR. STEIN"
  →https://youtu.be/rmhN2l2pizk

前作では体調不良のために、Michael Weikathは殆ど曲作りに参加できなかったという事でしたが、本作ではそのうっぷんを晴らすかの如く、彼の素晴らしいメロディ・センスが炸裂しています。

KEEPER OF THE SEVEN KEYS 2 006

そしてアルバム・ラストは、前作収録の "HALLOWEEN" と対となる位置付けの楽曲かと思われますが、私的には、ヘビーメタルを好きになって良かった、ヘビーメタルを聴いてきて良かったと思わせてくれる名曲です...あっ、またちょっと鳥肌が (^^♪

 "KEEPER OF THE SEVEN KEYS 守護神伝"
  →https://youtu.be/3YRK6GF_mGM

しかし、「守護神伝」の2枚は当時、他のメジャー・レーベルからリリースされていたら、もっと凄いことになっていたんじゃなかろうかと、たらればの妄想をしてしまいます。

そんなHELLOWEEN関連のその他の作品は、また改めてご紹介できればと。

最後は、面白いのでオマケです。

 ジョン・カーペンターが「ハロウィン」のテーマ曲をNintendo Laboで演奏!
  →https://youtu.be/BXx0uRnXhyA

因みにですが、映画『HALLOWEENシリーズ』の中で、全く別ストーリーの外伝的な作品『HALLOWEEN Ⅲ(1982)※日本未公開』というのがあります。劇中で "♪ ロンドンばっし渡ろう、渡ろう、渡ろう ♪" のメロディが引用されているんですが、 HELLOWEENのメンバーは、この映画を観てたのかなぁ。

●Tracks

01.INVITATION
02.EAGLE FLY FREE
03.YOU ALWAYS WALK ALONE
04.RISE AND FALL
05.DR. STEIN
06.WE GOT THE RIGHT
07.MARCH OF TIME
08.I WANT OUT
09.KEEPER OF THE SEVEN KEYS 守護神伝

10.SAVE US
※当時、レコードには未収録(CDとカセットのみ...まだこの時代、カセットあったんですよね))

●Personnel

Michael Kiske - Vocals
Kai Hansen - Guitar, Backing Vocals
Michael Weikath - Guitar, Keyboards, Backing Vocals, Cover Concept
Markus Grosskopf - Bass, Backing Vocals
Ingo Schwichtenberg - Drums

Producer - Tommy Newton
Co-Producer - Tommy Hansen

COMMENTS

2Comments

There are no comments yet.

SMO

カーペンター監督

こんにちは。
カーペンター監督作品についてはいつか自分も書きたいと思っています。研究本とかも読むくらい大好きです。「ハロウィン」は完結編(どうだか?笑)も公開されますね。1作目は何度観たかわからない名作です。「遊星からの~」ももちろんですが、自分は他に、ベタですが「ニューヨーク1997」と「クリスティーン」が好きです。カーペンター作品の魅力は、ストーリーも脚本もツボなのに、なんとなく漂うあの「チープさ」ですかね(笑)

  • 2023/05/18 (Thu) 12:31
  • REPLY
管理人

管理人

SMOさんへ

こんにちは♪
子供の頃、夜一人でトイレに行けなくなる映画ベスト3が『エクソシスト』、『オーメン』、『ハロウィン』でした。
正直、今でも充分怖い。そして内容が深い。いやぁ、『ニューヨーク1997』と『クリスティーン』も名作ですよね。
仰る通り、彼の映画に漂うあのインディーズ感は何なんでしょうか。でも、それがまたいいんです。『ゼイリブ』とか
も好きでした^ ^

  • 2023/05/18 (Thu) 14:01
  • REPLY