BANGIN'
BANGIN' / THE OUTFIELD(1987)
今回ご紹介させていただくバンドのアルバムは、THE OUTFIELD2枚目のアルバム「BANGIN'」となります。
以前、前作「 PLAY DEEP (1985)」をご紹介させていただいた際に、子どもの頃に観ていたTV番組『マンガのくに』のことを綴らせていただきました。3ピースバンドから "スーパースリー" を被らせたベタねたでしたが、『マンガのくに』ではそれ以外にもたくさんの海外アニメが放送されていたんです。その中でも私のお気に入りだった海外アニメをいくつかピックアップさせていただきますと !(^^)!
"チキチキマシン猛レース"
→https://youtu.be/guV1TSNxh2I?si=NfUDYbeBiRPiXvqA
コレは超メジャーなアニメですよね。色んなキャラのレーサー達が個性あふれるマシンに乗って、ゆかいなレースを繰り広げるドタバタコメディ! ブラック魔王の相棒 "ケンケン" の「シシシシ・・・」という笑い声はあまりにも有名かと ヽ(^o^)丿
"大魔王シャザーン"
→https://youtu.be/6R4UVbt5Ik8?si=9fU4HGKCvzzaNWi7
「出てこい、シャザーン!」、「パパラパー!」の掛け声が大好きだった私。双子の兄妹チャックとナンシーが、洞窟で見つけた指輪をはめてみると、不思議な力で大昔のアラビアへとタイムスリップしてしまうんです。そんな二人の前に「どんな望みでも叶える」と告げるシャザーンが現れます。そんな兄妹がシャザーンと共に、元の世界に戻るために指輪の持ち主を探すといった冒険モノ!
"シンドバッドの冒険"
→https://youtu.be/S7Im-V7rpx0?si=HoL51ngTUQjZqnQ2
シンドバットと言いましても『アラビアンナイト』のソレとは全く関係のない主人公が、オウムのソルティとヨットで冒険の旅に出るといったお話し。行く先々で悪モノと闘うくだりがあるんですが、装着している "マジックベルト" を引っ張りますと、上半身がムッキムキの怪力少年になって悪モノをやっつけます。カッコ良かったなぁ。
"怪獣王ターガン"
→https://youtu.be/zGA8r5tSviY?si=0g-i3Bldb5CDR9Zy
惑星ターガン王国の王であるターガンが、妻・マーミと息子のケーン、そして個性豊かな怪物たちと平和に暮らしているところに、平和を脅かす様々な宇宙人が現れて戦いを挑んでくるんです。何と言いましても、そのターガン・ファミリーを守る怪物たちが最高でして、岩類人猿・リキラー、宇宙龍のマリュー、恐竜・タングロー、不思議な生物ヒューヒューとポーポー、いやぁ、このアニメは最高でした。
『マンガのくに』は東京12チャンネル(現・テレビ東京)で放送されていましたが、番組の中で繰り返し再放送されていましたので、ビデオの無い時代でも何回も楽しめましたし、私の記憶では、これらのアニメは他局でも放送されていたような気がします?
閑話休題 (*'ω'*)
さて、本題のTHE OUTFIELDは前作が全米アルバム・チャート9位の大ヒットを記録し、トリプル・プラチナ・ディスクを獲得していますので、この約2年振りである「BANGIN'」も、当時はまわりから物凄く期待されていました。
"SOMEWHERE IN AMERICA 追憶のアメリカ"
→https://youtu.be/SayvZpfw758?si=TZkcGVwUO6ShkSUD
"BANGIN' ON MY HEART"
→https://youtu.be/GQOgRtX8zEM?si=7UrN0wSeFIOfeRjt
前作は英国のハードポップ・バンドらしからぬアメリカン・フィーリング強めの作品でしたが、いきなり物悲しいマイナー調のアルペジオから始まる "追憶のアメリカ" は、私的に掴みはOKの佳曲! 続く "BANGIN' ON MY HEART" もギターの刻みなど、80年代サウンドのハードポップでなかなかどうしての◎ (*^^)v
"NO SURRENDER"
→https://youtu.be/fPUg6wcWhTA?si=I2GxzDGGkRIOcEyH
"NO SURRENDER" は、しっとりとしたキャッチーなメロディと空間的なギターが心地良くて、本作では一番聴いた楽曲かな。
"SINCE YOU'VE BEEN GONE 遥かなる想い"
→https://youtu.be/XiMineG1w3U?si=ZX1wnFddcbBmZh_U
スマッシュヒットとなった "遥かなる想い" も湿度高めのメロディアスな佳曲...とまぁ、前作にあった "SAY IT ISN'T SO" や "YOUR LOVE" といった突き抜けた楽曲はありませんが、エモーショナルかつ、良い意味でまったりとしたメロディアスなハードポップがお好みの方にはお薦めの作品となります
THE OUTFIELDのその他の作品や、『マンガのくに』絡みのネタは、また改めてご紹介できればと。
●Tracks
01.SOMEWHERE IN AMERICA 追憶のアメリカ
02.BANGIN' ON MY HEART
03.NO SURRENDER
04.MOVING TARGET
05.LONG WAY HOME
06.PLAYGROUND
07.ALONE WITH YOU 愛はひとりぼっち
08.MAIN ATTRACTION
09.BETTER THAN NOTIING 感じるエモーション
10.SINCE YOU'VE BEEN GONE 遥かなる想い
●Personnel
Tony Lewis – Vocals, Bass
John Spinks – Guitar, Vocals
Alan Jackman – Drums
Frank Callaghan – Additional Vocals
Peter Wood – Synthesizers(Track 7)
The Filth Sisters – Synthesizers(Track 3)
Dee Long – Synthesizer Programming
Producer - William Wittman