自分好みの大好きな音楽を、思い出や思い込みを絡めて好き勝手に綴っていきます。80年代の洋楽が多くなりそうです。

『ZERO CORPORATIONの爪跡 13』UPFRONT


  『ZERO CORPORATIONの爪跡 13』 

UPFRONT / YEAH BOP STATION(1992)

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今回ご紹介させていただくバンドのアルバムは、YEAH BOP STATIONの唯一作「UPFRONT」となります。

13回目となりますこのシリーズは、1990年代に次々と良質なメロディを持つ、主に北欧系のバンドを日本に紹介し、第二次北欧メタル・ブームをこじんまりとマニアの間で勃発させた『ZERO CORPORATION』に、焦点を当てた企画となります。

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某ヘビーメタル専門誌のレコード・レヴューで、S氏の酷評とともに48点と散々たる点数がついていた本作 (^^; まぁ、こうなると、ラジオやテレビなどでも取り上げられる事は滅多にありませんので、発売当時はスルーしてしまうわけです。それから数年経って、此方のコンピレーションCDが中古ショップで二束三文で売られているのをゲット! ZERO CORPORATIONはですね、それまでにリリースしてきた作品からそれぞれ選曲して、『Compilation Selies』なるCDを小まめにリリースされていたんですよねぇ。で、そのVol.1に...

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 "BLUE MOON"
  →https://youtu.be/Bd4QpxtQBnU?si=m7Gj4BGOXNJ2uxG5

「えええええええ~!」って思わず叫んでしまったくらいの良曲に、慌てて本作を探しました。しかも、廃盤レア化になる一歩手前 (;^_^A

YEAH BOP STATIONは、1987年に結成されたスウェーデンのバンドでして、Mia Kempff(vo,b)とClare Kempff(ds,vo)の姉妹とThomas Larsson(g)によるちょっと変わった3人編成。Kempff姉妹の方は、CHATTANOGAなるボーカル・グループで活動していた経歴があり、スウェーデン国内ではゴールド・ディスクを獲得するくらいの売れっ子だった様です。因みにThomas Larssonの名前を聞いて、当時、おっ!と思われた方はなかなかのマニアではないかと。DEEP PURPLEの精神を継承したSIX FEET UNDERで活動していたギタリストで、その当時はリッチーそっくりな奏法で名が知られていました。 同国のバンドTREATに一時期在籍していたベーシストのJoe Larsonは実弟だったりします (*'ω'*)

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 "RUN FROM YOUR MONEY"
  →https://youtu.be/sO7Dt16Pgeg?si=c6GdIv2hfBXWa1VH

 "EASY LIVING"
  →https://youtu.be/gJJm2eGd4CE?si=x4aU0dmQY-19gPzb

まぁただ、突き抜けた楽曲は "BLUE MOON" のみ。ピックUPさせてもらった楽曲はなかなかイイ線いってるかなといったハード・ポップの佳曲ですが、あとはちょっと退屈だなぁ (^^;)

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おまけのシールに、気を良くした私 (*^^)v  

ただ、Thomas Larssonのギターは素晴らしい! いかにも北欧のギタリストらしいメロディアスで透明感のあるギターソロを聴くだけでも、私は良かったかなぁと思っています。

 "H.H.H."
  →https://youtu.be/wuIwMOLp8so?si=UbZzE8qkImPO-jsd


ところが、それから30年経ってちょっと驚いたことがありました。グラハムボネ太郎さんのブログで、この楽曲を知る事になるんです。

 "MY BLUE MOON"
  →https://youtu.be/jV-fLJhL3gw?si=Fli-RaW4mwaScRff

「えええええええ~!」って再び叫んでしまった良曲。しかも、此方が本家本元! 1989年にリリースされたBALTIMOOREというバンドのデビューアルバム「HERE'S NO DANGER ON THE ROOF」に収録されているんですが、そのバンドのギタリストはThomas Larsson! この曲を作った彼がYEAH BOP STATIONに持ち込んでカバーしたんですね...ナルホド納得。

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このBALTIMOOREの3枚目にあたる「DOUBLE DENSITY(1993)」にもボーナス・トラックとして収録されていますが、本作は日本デビュー盤でして、ナント!ZERO CORPORATIONからのリリースだったんです。いやぁ、知らなかった。でもこのジャケットを見て、モンスターボール(ポケモン)を想起してしまうのは私だけでしょうか?

アールくん

さて、まだまだありますZERO CORPORATIONリリースの銘盤(迷盤)の数々はまた改めてご紹介できればと。

●Tracks

01.RUN FROM YOUR MONEY
02.DON'T TURN YOUR BACK ON ME
03.DON'T LIKE TO WORK
04.BLUE MOON
05.RHYTHM MACHINE
06.OVER & DONE
07.SCREAM OUT LOUD
08.STILL WANT YOU
09.ROLLING ACE
10.FLASHBACK RABBITS
11.H.H.H.
12.EASY LIVING

●Personnel

Mia Kempff - Bass, Vocals
Clare Kempff - Drums, Vocals
Thomas Larsson - Guitars, Vocals

Mats Lindfors - Keyboards
Leif Sundin - Backing Vocals(おおっと、GREAT KING RAT!)
Thomas Carfors - Backing Vocals
Janne Eklund Ulf Sundbery - Backing Vocals

Producer - Mats Lindfors

COMMENTS

4Comments

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グラハムボネ太郎

呼ばれたので本人登場(^^)

そう思うと、大学生の頃に出会いたかったですねぇ。もしくは高校生でも。
なんとなく近いとこに出没してたので、案外西新宿で同じレコードを手にとって、「あっ!」なんて恋が芽生えたり芽生えなかったりしたりなんかしてぇ〜(by広川太一郎)

  • 2023/09/19 (Tue) 10:56
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管理人

管理人

グラハムボネ太郎さんへ

いやぁ、真面目な話し、昔一緒に歌舞伎町で遊んでたんじゃないかと勘違いする事があるくらい、近くに感じる事があります。そのけは無いんですけど、恋に落ちるとかあったりしちゃったりなんかするのかしら、さて。

  • 2023/09/19 (Tue) 18:43
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水津 浩志

TREATってまたまた懐かしいバンドですねー
scratch&biteだったかな?よくアルバムを聴きました

動画を拝見しましたが、アメリカンな感じがしていいですね👍
メジャーヒットがないバンドにも詳しい
YOU NO IT NAMEさんには、ほんますごいです😄

  • 2023/09/20 (Wed) 04:58
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管理人

管理人

水津 浩志さんへ

私が勝手に名付けています80年代北欧メタルの三要素「1.もさい、2.煮え切らない(突き抜けない)、3.垢抜けない」を満たしたバンドが結構好きでして、若かりし頃は聴き漁りました。TREATは現在も活動されていて、再活動されてからの作品の方が良盤だったりするんですよ!良かったら聴いてみてください(^^♪

  • 2023/09/20 (Wed) 10:07
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