自分好みの大好きな音楽を、思い出や思い込みを絡めて好き勝手に綴っていきます。80年代の洋楽が多くなりそうです。

PYROMANIA

CATEGORYDEF LEPPARD

PYROMANIA / DEF LAPPARD(1983)

PYROMANIA PYROMANIA _back


今回ご紹介させていただくバンドのアルバムは、DEF LAPPARD3枚目のアルバム「PYROMANIA 炎のターゲット」となります。


先日、実家の母親から私の携帯電話に連絡があり、

母 「助けてくれ」
私 「えっ?」
母 「死ぬ」
私 「はっ? 何? どうした?」
母 「椅子から落ちて動けない、腰の骨が折れた」
私 「はあ?」

どうやら壁に掛かっていた時計の電池を交換しようと椅子に上がり(その時点で80歳越えの無謀な行動)、よろけて転倒し動けないと (;゚Д゚) 私の住まいから電車で1時間弱のところではありますが、まずは119番に架電し事情を話して実家に向かってもらう事に。たまたま私は休日だったため、移動の途中で連絡が入った搬送先の病院に向かいました。
先に到着していた兄弟と合流し、母親は処置と精密検査をしている最中。
「はあぁ、大丈夫かなぁ...」と3、40分経ったでしょうか、ようやく医師のところに呼ばれましたが、結果は腰の打撲...CTスキャンなど色~んな検査をしていただいたようですが、腰の打撲。
本日はこのまま帰宅してくれと (;^_^A 大事には至らなくて良かったんですが、一気に疲れが押し寄せてきまして、帰りのタクシーでボーっとしてましたが、当の本人は「お腹が空いた」と...やれやれです。


まっ、せっかく実家に寄りましたので、久しぶりに私のお宝(レコード・ラック)をガサガサとしてきました。

PYROMANIA 001

 "PHOTOGRAPH"
  →https://youtu.be/D4dHr8evt6k?si=EUqLF8tcQxLzJRCd

この "PHOTOGRAPH" は、当時ラジオで初めて聴きましたが、いやぁガッツ・ポーズものの名曲でしたね。以前に綴らせていただいた前作の「 HIGH 'N' DRY (1981)」で、ほぼほぼベースは築かれていましたが、この約1年半ぶりの本作は期待を大きく上回った快作 でした。

PYROMANIA 002

 "ROCK OF AGES"
  →https://youtu.be/nhSdljm909Y?si=rkO8V32e5W-pSCER

 "FOOLON'"
  →https://youtu.be/9SnxBvH-0Mc?si=HCYG7TLcUbihcFFF

再びプロデュースは鬼軍曹ことRobert John "Mutt" Langeに委ね、じっくりと時間をかけて練りに練られたアレンジが施されます。

PYROMANIA 003

 "TOO LATE FOR LOVE"
  →https://youtu.be/zm9LbmP3DRg?si=TO5-3Nx9Pq_bL1Wd

キャッチーでフックのあるキラー・チューン満載の本作は、全米最高位2位に輝き、最終的には北米だけで驚異的な1,000万枚を売上げるモンスター・アルバムとなります。

PYROMANIA 004

 "Live In Germany: Part 1 (Rockpop In Concert, 18.12.1983)"
  →https://youtu.be/qSnxHmpfUkA?si=ljlvzLPqEtPLLG8z

本作から初代ギタリストのPete Willisから元 GIRL のPhil Collenに変わったことも、サウンドだけに限らず、バンドのスケール感に大きな影響を与えていますね。このライブ動画の2曲目 "BILLY'S GOT A GUN 銃をとれ!" も私の大好きな楽曲です アールくん笑顔

イギリスを皮切りに始まった「PYROMANIA 」のワールド・ツアーも、各地でソールド・アウトとなる大成功を収め、名実共に彼らは世界のスーパー・スターとなる訳ですが...1984年12月31日、彼らに悲劇が襲い掛かります。

PYROMANIA 005

その辺りも含め、次作の銘盤「HYSTERIA(1987)」はまた改めてご紹介できればと。

●Tracks

01.ROCK!ROCK!(TILL YODROP)
02.PHOTOGRAPH
03.STAGEFRIGHT
04.TOO LATE FOR LOVE
05.DIE HARD THE HUNTER 狙撃兵
06.FOOLON'
07.ROCK OF AGES
08.COMIN' UNDER FIRE 炎のターゲット
09.ACTION NOT WORDS アクション!
10.BILLY'S GOT A GUN 銃をとれ!

●Personnel

Joe Elliott – Vocals
Phil Collen – Guitar, Backing Vocals
Steve Clark – Guitar, Backing Vocals
Pete Willis – Rhythm Guitar (all tracks), Backing Vocals
Rick Savage – Bass, Backing Vocals
Rick Allen – Drums, Backing Vocals

"The Leppardettes" (Mutt Lange, Terry Wilson-Slesser, Rocky Newton, Pete Overend Watts, Chris Thompson) – Backing Vocals
John Kongos – Fairlight CMI Programming
Thomas Dolby – Keyboard (credited as Booker T. Boffin)
Tony Kaye – Additional Keyboards (uncredited)

Producer - Robert John "Mutt" Lange

COMMENTS

10Comments

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SMO

良かったです

こんにちは。
大変でしたね。でもお母様、大事に至らず良かったです。
自分も親が85過ぎたあたりから、急に電話で呼ばれることが多くなり、その頃はまだ親にも「今は仕事中だから呼べない」という判断力がありましたが、数年後は夜中の3時だろうと電話がかかってくるようになり、気が付けばリタイアして認知症介護でした。足腰やられると本当に衰えが早くなりますので、どうか気を付けてあげてください(目の前にいらっしゃるわけではなく難しいですが)

  • 2023/11/13 (Mon) 09:58
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jacktera

これも兄の影響

この当時自分ガキ過ぎでハードロックの良さどころか毛嫌いしていた時期でした。にも関わらず兄が鳴らす
"Pyromania"は他のハードロックに比べるとメロディアスな曲が多くて受け入れる事が出来たんだと思います。
その後はもうドップリ状態に浸り続けるのでした(笑)

ちなみにDef Leppard初ライブHysteriaツアー代々木第一体育館の1曲目"Stagefright"の格好良さったら!
それ以来この曲をどこで聞いたとしてもライブを思い出しテンションが上がる自分です^^v

管理人

管理人

SMOさんへ

こんにちは♪
そしてお気遣い、心遣いに感謝です。
しかし、SMOさんも大変な経験をされてきたんですね。正直言って、私も気になるところはあります。
気をつけていきたいと思います。

  • 2023/11/13 (Mon) 13:40
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管理人

管理人

jackteraさんへ

jackteraさんのSTYXのライブのくだりもそうでしたが、やっぱりお兄さんなりお姉さんのいる人って羨ましいなぁ。THE BEATLES然り洋楽然り、詳しかった友人は皆、そうだったものなぁ。

“STAGEFLIGHT”! あがりますよねぇ^_^

  • 2023/11/13 (Mon) 14:03
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ギターマジシャン

デブレパード

産業ロックに入れて良いのか、MTV時代の売れ線ロックバンドという印象で、実際に「炎のターゲット」「ヒステリア」と名曲が多かったです。

ただ、ヒットを連発するとギターソロが短くなり、さらにはなくなってしまうという理論(?)は、デフレパードにも当てはまり、ガールの頃にゲイリームーアばりの早弾きを披露していたフィルコリンもおとなしくなってしまった気がします。

  • 2023/11/15 (Wed) 20:28
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管理人

管理人

ギターマジシャンさんへ

そうですね、アリーナ、ポンプ、産業ロックに舵を切った彼らは、テクニカル的なところは抑えての楽曲勝負となりましたね。ただ、デフレパードのスタイルは、ある意味メロディック・ロックのフォーマットとなり、いまだにフォロワーのバンドが絶えず、そういったバンドの目標的な存在になっています。

90年代に入って、亡きスティーヴ・クラークの後任として、ヴィヴィアンキャンベルが加入しましたが、彼はHR/HMを演奏する別のバンド(プロジェクト?)で作品をリリースしているのは、何かウケます(^^)

  • 2023/11/15 (Wed) 22:00
  • REPLY

水津 浩志

僕もガッツポーズでした!
フォトグラフは、何年経ってても何回聞いても飽きがこない
まさに名曲ですよねー

ここからの大躍進は
ほんまにすごかった!

  • 2023/11/17 (Fri) 05:26
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管理人

管理人

水津 浩志さんへ

ですよね〜^_^

“Photograph”は、HR/HM史上に残る名曲だと思います。

しかし、この後のとんでもないアクシデントと奇跡。

楽曲もそうですが、まだまだずっと活動を続けてほしい素晴らしいバンドです。

  • 2023/11/17 (Fri) 08:35
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グラハムボネ太郎

何度聴いても

最高ですね!
ハードロックとしてのデフ・レパードの頂点だと思います。
明るくも暗いちょうどいい哀愁。最高!

  • 2023/11/19 (Sun) 04:17
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管理人

管理人

グラハムボネ太郎さんへ

全くもって!
哀愁度、爽快度、ハー度、どれを取っても絶妙のバランスかと。
いつ聴いても、何度聴いても飽きません(^^♪

  • 2023/11/19 (Sun) 08:06
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