自分好みの大好きな音楽を、思い出や思い込みを絡めて好き勝手に綴っていきます。80年代の洋楽が多くなりそうです。

『私的にこの一曲!27』 JOHN LENNON編


  『私的にこの1曲! 27』 

JOHN LENNON編

私は、今から43年前の12月にJohn Lennonとの出会いと別れを同時に経験し、それからTHE BEATLESに興味を持ちはじめました。
それまでは邦楽一辺倒だった私が、あっという間に洋楽にのめり込む事にもなるんです。

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本シリーズのTHE BEATLES編で散々使い回している前述のくだりとなりますが、当時の騒動っぷりといいましたら、とんでもにない事になっていまして、一介の思春期真っ只中な中坊にも、多大なる影響を与えるほどの衝撃的な出来事でした。

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で、THE BEATLESの名曲と共によくラジオから流れていたのが "WOMAN" だったわけですが、この楽曲は彼が生前最後の作品となる「DOUBLE FANTASY(1980)」に収録されていました。な~んて振りを入れておきながら今回は "WOMAN" ではなくて、別の楽曲を。

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出典:Amazon

さて、皆さんは1996年に劇場公開された映画『陽のあたる教室(Mr. Holland's Opus)』は、ご覧になったことはありますでしょうか?

 "Mr. Holland's Opus (1995) ORIGINAL TRAILER"
  →https://youtu.be/bcqvC7vZaqY?si=fL8ezwryzsYvfz06

とある高校教師の半生を描いた心温まるヒューマン・ストーリーでして、主演の音楽教師グレン・ホランド役を演じたRichard Dreyfussは、劇中で演奏するピアノは吹き変えなしで担当していたりして、そんなところも見どころのひとつだったりします (*'ω'*)

作曲家になる夢を捨てきれずにいたミュージシャンのホランドでしたが、1965年、30歳だった彼は、生活の為に仕方なく高校の音楽教師になります。ところが赴任した高校の生徒たちは音楽に全く興味を示さず、楽器の演奏をさせてもグダグダ。ところが、ある時、生徒たちの持っている可能性に気づいた彼は、熱心に音楽の魅力を語り、生徒たちもジャズやポピュラーを聞かせる彼の授業に対して、次第に興味を持つようになってくるんです。

心から職務に打ち込むことができるようになった頃、ホランドに待望の長男コールが誕生します。夫婦共に大喜びするのも束の間、なんと子供は生まれつき聴覚に障害を持っていることに気づきます。そんな現実から逃れるため、ホランドは教職に没頭するようになり、コールとは意思の疎通も思うように取れず、父と子の間には深い溝が生まれてしまいます (-_-;)

1980年12月8日、John Lennon暗殺のニュースにショックを受け、失意のホランドに対して、コールは父が耳の不自由な自分には音楽なんか分かるまいと思っていることを激しく非難するんです。コールの悲痛な怒りの叫びに、彼は長い間、息子と真摯に向き合ってこなかったことに気付きます。そんな彼はですね、聴覚障害者のためのコンサートに取り組み、そこで彼は息子のために次の曲を手話つきで歌うんです。

 "BEAUTIFUL BOY"
  →https://youtu.be/j0IMASimhRo?si=c01_ha__7yDOiBCU

"怖がらなくていい
モンスターはもういない
やつは逃げていった
パパはここにいる
美しい 美しい 美しいわが子よ

広い宇宙をわたっていく
おまえがそんな年頃になるまで
待ちきれない
だけど僕らふたりとも
辛抱づよくならなければ
道は果てしない

通りを横切るときは僕の手を取るといい
自身に起こるすべてのことが人生なんだ
美しい 美しい 美しいわが子よ"

ハッキリ言ってRichard Dreyfussの歌は下手。でもそれがまた味となって、もう泣けた、泣けた (ノД`)・゜・。

時は流れて1995年。高校では予算編成のため、音楽と美術の授業が廃止となり、ホランドも30年間の教師生活にピリオドを打つことになります。
迎えにきた妻、息子と歩いていますと、なにやら体育館の方から、ざわざわと聞こえてくるんです。さあ、その体育館の扉を開けると!?

また思いっ切り端折ったあらすじとさせていただきましたが、ケネディ大統領暗殺の翌年、1965年からベトナム戦争やJohn Lennon暗殺などといった、アメリカの歴史を盛り込みながらの展開は、同時期に公開されていた『フォレスト・ガンプ 一期一会』と被ります。

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息子Seanが誕生した1975年から育児休暇を取得していたJohn Lennonは、1980年11月17日に約5年振りとなる「DOUBLE FANTASY」をリリースします。

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 "BEAUTIFUL BOY"
  →https://youtu.be/Lt3IOdDE5iA?si=CWV4Nt660vt2FmAa

正直、それまでは聴き飛ばしていた楽曲だったんですが、『陽のあたる教室』の名シーンに心を鷲掴みされてからは、ちゃんと聴くようになった私 (;^_^A

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それから更に何年も経って、私にも愚息(BEAUTIFUL BOY)を授かる事になり、John Lennonの気持ちが分かるようになったと言いますか、お陰様で幸せな日々を送らせていただいております (^^♪

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「DOUBLE FANTASY」含め、John Lennonのその他の作品は、また改めてご紹介できればと。

COMMENTS

6Comments

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SMO

No title

こんにちは。「陽のあたる教室」は、興味のあるジャンルでビデオを借りる、ではなく、役者でビデオを借りる、というモードの時、レンタルで観ました。かなり昔なので内容についての記憶はほとんどありませんが。リチャード・ドレイファスは、「JAWS」で知り、「未知との遭遇」でまた出会い、特に派手さもありませんが、記憶に残る俳優です。近年は作品に恵まれない感じでしたね。「BEAUTIFUL BOY」は数年前に出たオールタイムベスト盤を買ってからよく聴くようになりました。ジョン、自分なんかは社会風刺とかでない、メロディを楽しめるこういう曲がもっと多いといいんですけどね。

  • 2023/11/30 (Thu) 13:49
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管理人

管理人

SMOさんへ

こんにちは♩

80年代には『張り込み』という楽しい映画もありましたね。イイ俳優さんですよね。

“ジョン、自分なんかは社会風刺とかでない、メロディを楽しめるこういう曲がもっと多いといいんですけどね。”

私も同感です。

もっと言っちゃいますと、オノさん....ジョンのアルバムには絡まなくてもいいんじゃないかと(^^;;

  • 2023/11/30 (Thu) 16:43
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jacktera

張り込み エンドロールは

Mr.Misterの"Is It Love"です、ブログ内容と関係無いし映画も違う(笑)

さてと、"Now And Then"のレコード2枚も買ったんですね!しかもポスターまで良いな~自分はCDシングルだけです。
なんかレコードは手を出す気に今回なれませんでした。

"Beautiful Boy"は息子Seanの為に即興で完成させた印象を持っていましたが実際はかなり苦戦したと読んだ事があり
ます。才能溢れるJohnだからこそ完璧を目指すんでしょうな^^

管理人

管理人

jackteraさんへ

"Broken Wings"、"Kyrie"といったNo.1ヒットの影に隠れた良曲!って、釣られてしまいましたが、"Now And Then"は直輸入盤仕様/完全生産限定盤についていた日本語のピライチ(オマケ)です。流石に2枚はね(^-^; でも更にポスターが付いていて、だいぶ嬉しいっス。

因みにEP"Woman"のB面は"Beautiful Boys(Onoさんの方)"...ややこしいっつうの。

  • 2023/12/01 (Fri) 00:23
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ギターマジシャン

ジョンレノン

あの12月がまたやって来てしまったなあという気分ですが、今年はジョンの歌声もあざやかなビートルズの新曲が発売になったので、感慨もひとしおです。

ジョンにとっては、ショーンの育児により自分を取り戻していく感じだったのでしょうし、そのショーンに向けて歌ったであろうビューティフルボーイは、どことなく「みんなのうた」のような牧歌的な感じがします。

  • 2023/12/01 (Fri) 19:46
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管理人

管理人

ギターマジシャンさんへ

育児休暇も大きな理由のひとつであったと思いますが、音楽業界から逃避する丁度いい言い訳にもなったんじゃないかと。ギターマジシャンさんの仰る通り、そのお陰で自分を取り戻し、世界の待ちわびた人たちに、再び素晴らしい音楽を
聴かせてくれたわけですが...

また今年も来ますね。毎年12月8日は、フワッとタイムスリップしたような妙な感覚になって、ボーっとしてしまう私。クルマの運転は気をつけないと。と言いながらも、THE BEATLESやJohn Lennon、その他関連の音源をずっと流しています(^^♪

  • 2023/12/01 (Fri) 22:41
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