VICTIMS OF THE NIGHT
VICTIMS OF THE NIGHT / MOXY ROXX(1986)
今回ご紹介させていただくバンドのミニ・アルバムは、MOXY ROXX唯一の5曲入りEP「VICTIMS OF THE NIGHT」となります。
これは知る人ぞ知る、知らない人は知らない隠れた良盤(さすがに名盤とまではいきません)で、当時、友人達とかなり盛り上がったバンドでした。あくまでも数名の友人の間のみ (〃▽〃;)ゞ
西新宿界隈で友人がみつけてきたレコードでしたが、「おい、凄いの見つけたぞ」と聴かせてもらった本作は、まさかのオルガンの音が心地よく絡み、それでいて全く古臭さを感じさせない、実にレベルの高いメロディアス・ハード・ロックでした。もの凄いドヤ顔を友人はしていましたが、まあソレに値する曲の良さで一気に5曲聴き通してしまいました。
私イチオシのキラー・チューン!
"PUSH HAS COME TO SHOVE"
→https://youtu.be/D8St0xW7a1o
しかしながら、本バンドはこれっきりで表に出てくることはありませんでした 当時はまずシングル、ミニ・アルバムで様子を見て、反応があったらフル・アルバムみたいな流れがあって、MOXY ROXXもその流れに流されていった沢山のバンドの中のひとつでした。
それから数年経った1990年にHERICANE ALICE、1991年にはTYKETTOなるバンドが登場します。特に後者のバンドの方は、"FOREVER YOUNG" という名曲を残しますが、当時、MASA-ITOH御大がやたらと推していたのをよく覚えています。そのTYKETTOにはBrooke St. James(G)が、HERICANE ALICEにはJackie Ramos(D)といったMOXY ROXXのメンバーが在籍しているのを知った時は、めちゃくちゃ嬉しかったですね :(≧∀≦):
"VICTIMS OF THE NIGHT"
→https://youtu.be/uS3oqfot1lI
私の好きな直輸入盤専門ショップで、2007年に本作がオフィシャル初CD化されたことを知り、速攻で入手して久しぶりに聴きましたが、当時の感動とのギャップは全くありませんでした。できれば当時、しっかりとしたサウンドプロダクションのもとで制作されたフル・アルバムを聴いてみたかったなあ...と思いきや、現在も活動している?と思われるライブ動画がアップされていました。
凄い (;゜0゜)
HERICANE ALICE、TYKETTOについては、また改めてご紹介できればと。
●Tracks
01.SUMMER NIGHT
02.PUSH HAS COME TO SHOVE
03.VICTIMS OF THE NIGHT
04.BROKEN MAN
05.BACKSTABBER
Bonus Tracks
06.SHEILA
07.DON'T NEED A GIRL LIKE THAT
08.EVERYBODY LONES ALICE
09.REACHIN' FOR THE STARS
10.ROSY
11.ARMED AND GANGEROUS
12.DANGEROUS LOVER
13.KEEPER OF THE DOG
14.CAMERA READY
●Personnel
Joey LaVie – Vocals and Guitar、Synth
Brooke St. James – Lead Guitar
Chris Martinez – Bass
Jackie Ramos – Drums
Produced by Moxy Roxx
Executive producer Erv Karwelis.